森の中楽給幸足生活

森の中でのDIY生活を綴っています

ユンボを使ったコンテナの移動と正式な電気引込工事

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2台目のコンテナに電気工事をしているところ

本宅用のコンテナに電気を引き込む

コンテナがうちに届いたところで、早速仮設電源を止めて正式に電気を引き込むことにしました

今回は、その時の話を書いてみたいと思います。

上の写真は、コンテナに電力メーターを取り付けているところを撮ったものです。

この時はまだ、ここに取り付けることで後悔することになるとは思っておりませんでした(笑)。

仮設電源を止めて正式に電気を引く

電気工事をお願いしたのは、2009年の12月の初旬でした。 仮設電源をお願いしたのは、前回の時と同じ倉敷の電気工事屋さんです。

本来であれば、コンテナの基礎工事を済ませてから行った方がいいのですが、仮設電源は電気代が割高なので、早く正式に契約したいと考えて先にやってしまう事にしました。

基礎の高さが変わっても、せいぜい20~30cmぐらいだと思われるので、高さだけ変わるのであれば、先に電気工事を済ませても問題ないでしょう。

しかし、位置だけは先にはっきりと決めておかねばならないので、電気工事の前にユンボを使って少しだけコンテナを移動させることにしました

コンテナをユンボで移動させて位置決めする

2台並んだコンテナ

     仮置きしていた時の様子

1台目のコンテナの時と同様、2台目のコンテナも大体こんなものだろうという感覚で置いてあったので、あとになってからよく見た時に、もう少し移動させたいという思いが出てきました。

2台のコンテナが、L字形になるように置きたかったのですが、よく見てみると若干斜めになっているようでした。

一人でユンボを操作しても、正確にL字形になっているかは分からなかったので、近藤さんに頼んでもう少し前とか右とか指示を出してもらうことにしました。

しかし、これだけ大きなものを目視だけで確認しようとしても、ちゃんとL字形になっているかどうかは分からないんですよね。

今なら、水糸を引っぱり大矩(おおがね)を使って垂直を出すと思いますが、当時はそのような方法を思いつきませんでした。

コンテナの上に登って見たりして、大体こんなものだろうというところで位置を決めました。

単管パイプを使ってコンテナを移動させる

あとは、2台目のコンテナが少し北側に寄りすぎていたので、1m程動かすことにしました。

しかし、地面を引きずりながらユンボで1mも移動させることは止めた方が良いと思ったので、移動しやすいように何か丸いものを下に引くことにしました。思いついたのが単管パイプです。

早瀬さんが、この単管パイプをたくさん持っているというので、2mの長さのモノを12本ほど借りることにしました。 元々は、旦那さんが趣味で飼っていたメダカの水槽を入れるために使っていたモノだったそうです。

これを地面の上になるべく均等な間隔になるように並べ、コンテナをジャッキで下ろしてからユンボで押して動かしました。

動くかどうかちょっと心配だったのですが、難なく動いてくれました。 というより、簡単に動きすぎて予定位置でとめる方が難しかったです

案の定、行き過ぎてしまい、チェーンを使って引き戻すハメになりました(笑)。

コンテナの位置が決まった後でジャッキでコンテナをあげ、単管パイプを引き抜いていきました。 上げた状態のまま、四隅にブロックを置いていきました。

前回よりは水平になるようにブロックを並べてその上にコンテナを下ろし、それから電気工事に入りました。

12月初旬に正式な電気工事開始

電気引き込み工事中

さて、電気工事は資格が必要なので、自分では出来ません。 電気工事屋さんの作業の様子を見守り、時々写真を撮ったりしておりました。

前回と違って、引き込み工事だけでなく電力メーターを取り付けたりコンテナ内部の電気配線も行ったため、あっという間に終わりとはいきませんでした。

電力メーターは、コンテナに直接取り付けました。 今となっては、これは失敗だったと思っています。 なぜなら、邪魔だから(笑)。

この時は、まだ屋根もウッドデッキもなかったのでそれほど感じなかったのですが、それらが出来た今は本当に邪魔な存在です。

コンテナに直接つけたりせず、ポールを立ててそこに付けてもらえばよかったとちょっと後悔しています。 まあ、また電気工事屋さんに頼んで移設してもらえばよいのですが、電気工事代って結構高いんですよね。

この後、電柱に登って電線を引き込む作業をしていました。 上の写真が、その時の様子を撮ったものです。ここから電気を引き込んで、コンテナまで引っ張っています。

コンテナ内部に配電盤や照明を取り付ける

コンテナ内の電気工事中

     配電盤を取付けているところ

あとは配電盤を屋内に取り付けて、それから照明用の電線とコンセントを屋内に2か所屋外に1か所つけてもらいました。

屋外のコンセントは、井戸水用ポンプの電源です。

仮設電源の時よりも、7m程さらに奥に引き込まなければならなかったので、この電線も継ぎ足してもらいました。

屋外のコンセントにはアースを付けたのですが、この時も地面が固くて穴が開かないと工事屋さんがボヤいていました(笑)。

小指の太さ程のアース棒を地面に打ち込むだけなのですが、途中で石に当たってしまって入っていかないんです。何度かチャレンジして、6回目ぐらいにようやく打ち込むことが出来ました。

コンテナの長さが7mちょっとだったので、中に蛍光灯を2か所つけてもらいました。入り口にスイッチをつけてもらったので、これでコンテナに入る時に暗い思いをせずに済みます。

以上で、作業はすべて終わりました。 電気工事屋さんが帰っていった後で、新しく取り付けた屋外コンセントに、今まで接続していたリール式の延長コードを接続しました。

これでまた、今まで通り電気を使うことが出来ます。