犬走りを作る 1
自分一人だけで犬走りをつくりました
今回は、犬走りを作ったお話です。
それにしても、ずいぶんと久しぶりの投稿となってしまいました。
気が付けば、前の記事よりも1年以上の時が流れてしまってました。
あれから少しの間、何をするのも億劫になってしまいまして、特に6月がひどくて家のことに関してはほとんど何も手に着かない状態でした。
まぁ、はっきり言って飽きてしまったのですね(笑)。
そんな状態でしたが、9月になってからようやくやる気もちょっとは出てきて、長い間ほっといた犬走りを造ることにしました。
そもそも犬走りって何だ?
犬走りを造っているなんて言うと、知らない人からは「へー、犬飼ってるんだ。」なんて言われてしまいそうですが、もちろん違います。
雨の時の泥はね防止なんかのため、家の基礎の周辺に撒く砕石やコンクリートのことを犬走りというんですね。
ちょうど犬が走り回れるくらいの広さなのでそう呼ばれるのだそうな。
犬走りをコンクリで造ろうとしたワケ
うちはそれ以外にも、ムカデ防止の目的もありました。
我が家の周辺にも、雨水が床下に入らないようにするためと泥はね防止の目的で白い砕石を撒いていたのですが、ここにはよく雑草が生えるんです。
で、その雑草をむしっているときなんかにムカデの幼虫らしき小さいやつをよく見かけたんですねぇ。
そのせいか、家の中で時々ムカデを見かけるようになりました。
去年は4匹家の中で発見し、うち一回は噛まれてしまいました。
まぁ、幸いにも甘噛みだったらしく腫れたりはしなかったんですけど。
そんなこともあり、以前からここはコンクリートでやり直そうと思っていたのです。
なぜ時間がかかってしまったのか?
実は、5月の末から犬走造りには着手していたのです。
しかし、撒いていた砕石を取り除いて、コンクリートを打つための型枠を設置した辺りでやる気が無くなってしまったんです。
というのも、うちの小さな家の周りにコンクリを打つだけでも、思った以上に大量のコンクリを練る必要があることが判明したからです。
必要なコンクリートの量を計算してみた
今回、コンクリを打つ予定の範囲は、幅70~80cm、厚みはそんなに必要なくて9cmとしても、長さが全部で14m近くあるのです。
これでも、家の周囲の半分ほどの長さです。
この部分に必要なコンクリートの量を計算すると、大体0.8㎥。
コンクリを練ったことがない人にはピンと来ないかもしれませんが、25kg入りのセメント袋だと8袋必要です。
セメント一袋で造れる目安量はどのくらい?
セメント袋一袋に20kg入りの砂が3袋、同じ重さの砕石が6袋必要になってきます。
コンクリを造る場合、大体この配合比率が多い。
そして、これで作れる量が大体0.1㎥。
ガリバリウムの平板2枚を重ね、その上で手練りで作るとすると、大体この半分の量が精一杯です。
ということは、手練りでやるとすると、この作業を16回も繰り返さないといけないことになる。
さすがにこの量を手練りというのはキッツいので、コンクリートミキサーを借りてやることにしたのですが、それでも0.8㎥を一人でやるとなるとかなり大変な作業になります。
ただでさえやる気が無くなっているところにもって、この事実。
「めんどくせ~ しばらくやめようか。」になってしまいました(笑)。