刈払い機が動かなかった意外な原因
刈払機が故障した?
冬に草刈りをする人はあまりいないと思いますが、我が家は山の中にあるので結構生えてくるんですよね。
と言っても、刈るのはほとんど笹。
我が家では、夏の間はなかなか入ることが出来ない所を冬のこの時期に刈り取ってしまってます。
本日は久しぶりで草刈りをしようと刈払機を出してみたのですが、どうもイマイチ調子が悪い。
草刈り機には、エンジン部分に小さなポンプが付いており、最初はこの部分を指でキュポキュポ押してからエンジンに燃料を送ってやるのですが、いくら押しても全然送られない。
燃料パイプの詰まりが原因かなと思い、取り外して細い針を突っ込んで掃除したところ、何とか作動に成功。
その後、家の前の道沿いを刈っていたのですが、やはりイマイチ調子が悪くいつものパワーが出てない感じ。
段々パワーがなくなっていき、終いには動かなくなってしまいました。
プラグも掃除してみる
一旦作業場まで戻り、再度燃料系を掃除してみたのですが、全く動かず。
まぁ、うちの草刈り機も購入してからすでに16年経っているので、
「もう限界かな~、そろそろ買い替え時なんだろうか?」
などと思っておりました。
プラグかもしれんと思い、取り外してみたところススで真っ黒になっておりました。
これが原因かとワイヤーブラシで丁寧に磨いてから、これで行けるだろうとエンジンをかけてみたのですが、相変わらず動いてくれません。
エアクリーナーを見てみる
仕方がないので、いっぺん休憩してからにしようと一旦はしまいかけたのですが、なんだかエアクリーナ部分が気になったので、何となくふたを開けてみてみました。
ここには空気を取り入れるための穴があるのですが、その穴の隙間から細い毛のようなものが出ていました。
ラジオペンチでソロリとつまみ出してみると、その毛にくっついて奥からズボッと塊が出てきました。
何だろうとよく見てみると・・・ カメムシでした(笑)。
毛のように見えたのはカメムシの足だったんですね~。
引っ張り出している途中で、よく途中で足が切れなかったもんです。
あるはずのフィルターがない!
それにしても、なんでこんな所に?
カメムシは窓とかドアの隙間なんかに入り込んでよく冬眠していますが、ここは完全に密閉されており、そもそも入れるような隙間なんてないはず。
「どうやって入ったんだよ」って感じ。
後で取説を見て分かったのですが、そもそもこの部分にはエアフィルターとなるスポンジが付いているはず。それが全くない状態でした。
はて?フィルターを取り除いた記憶は全くないのですが、しかし煙のように消えてなくなることはないはずなので、どっかで取り除いてからきれいに忘れてしまっていたんでしょうね。
不調の原因はこれか
まさか、これが原因かと穴の中をよく見てみると、さらに奥に何かガソリンで半分溶けたようなものが。
慎重につまみ出してみると、半分溶けたカメムシでした(笑)。
しっかし、よくこんなガソリンクサい所に入ろうと思ったな。
死骸を取り除いてから再度エンジンをかけてみると、いつものように動作してくれました。やはり、カメムシが原因だったみたいですね。
この部分には開閉のレバーが付いており、閉状態で使うことはほとんどないのでいつも開状態にしていたのですが、これからカメムシが冬眠する前の時期には常に閉じておこうと思った次第です。
ちなみに、エアフィルターはその後近所のホームセンターで売っていたので、すぐに取り付けました。
犬走りをつくる 2
犬走りの型枠を修正するところから
やる気が無くなってからしばらく放っておいたのですが、ようやくやる気が出てきたのは夏の暑さも収まってきた9月も中頃でした。
型枠も造ってからあとはコンクリートを入れるだけの状態になっていたのですが、3カ月以上もほったらかしていると、あちこちに不具合が出てくるもの。
その修正をしてから、ようやくコンクリートを造る準備に取り掛かりました。
コンクリを調達する手段を考える
まず、ここに入れるのに必要な量は、計算すると0.8m3以上で、手練りでやるにはかなりしんどい量なのでミキサーを借りることにしました。
生コンを発注することも考えたのですが、ネットでその手順を調べてみると意外に面倒くさいことが分かりました。
さらに、例えミキサー車を呼んだとしても、均したり突いたりする他の作業があり、一人ではどうしても手が足りない。
なので、ミキサーを借りてちょっとづつやることにしたのですが、レンタルショップでミキサーを借りたとしても、うちまで持ってくる手段がない。
というのも、軽トラを売り払ってから早3年。
今の移動手段はマーチだけなので、運ぶ手段から手配しないといけないんです。
軽トラをレンタルすると、一日あたり1万円ぐらいはするので、往復だと2万円はかかってしまう。しかも、必要なのはほんの片道30分だけなので、どう考えてももったいない。
というわけで、サブロク板やらワイヤーメッシュやらを買ったついでにホームセンターの車を借りることにしました。
本当はやっちゃいけないみたいなんですけどね。
コンクリートミキサーをレンタル
さて、そんなこんなでようやくミキサーが家に到着しました。早速型枠に流し込んでいきます。ミキサーをレンタルしたのは3日間。その期間で一気にやってしまわなくてはなりません。
借りたミキサーは小型のものだったので(大型のものは積み下ろしが出来ないので)、1回で造れる量は手練りで作る時とあまり変わりませんでした。
つまり、セメント1/3袋、砂1袋、砂利2袋です。
これで大体0.1m3位だったはず。
ミキサーを回して流し入れ、それが済んだらまたミキサーに材料を入れて回します。
その間にジャンカが出来ないように突いたり叩いたりしながら均していき、済んだらまたコンクリを流し込んでの繰り返しです。
早朝から日が沈む直前まで繰り返しましたが、それでもできたのはミキサー4回か5回くらい。つまり、予定の量の半分くらいですね。
ヤレヤレ、腰が痛いわい(笑)。
やっぱりモルタルを打つハメに
2日目、3日目とも途中で雨が降ってきたりして余計な時間を取られてしまいましたが何とか終了。
家に来た時と同じく、帰りもホームセンターの軽トラを借りてレンタルショップに返却しました。
季節は10月だったので、養生はブルーシートをかけただけ。
3日ほど様子を見ましたが、やはり表面がキレイに仕上がっておらず、納得のいく出来栄えではないですね。やっぱり、表面にモルタルを打たないとダメか。
というわけで、再度作業に取り掛かりました。1cmくらいの厚みで塗るつもりだったので、余っていたインスタントモルタルを使用することに。
しかし、量が全く足りず結局2回ほど買い足すことになっちゃった。
コンクリに比べると量も少ないし作業自体は楽しいのですが、ずっとしゃがんで一日中コテを使うことになったので腰がヤバい。
結局、この作業も2日ほどかかってしまいました。
しかしまあとりあえず完成です。
犬走りを作る 1
自分一人だけで犬走りをつくりました
今回は、犬走りを作ったお話です。
それにしても、ずいぶんと久しぶりの投稿となってしまいました。
気が付けば、前の記事よりも1年以上の時が流れてしまってました。
あれから少しの間、何をするのも億劫になってしまいまして、特に6月がひどくて家のことに関してはほとんど何も手に着かない状態でした。
まぁ、はっきり言って飽きてしまったのですね(笑)。
そんな状態でしたが、9月になってからようやくやる気もちょっとは出てきて、長い間ほっといた犬走りを造ることにしました。
そもそも犬走りって何だ?
犬走りを造っているなんて言うと、知らない人からは「へー、犬飼ってるんだ。」なんて言われてしまいそうですが、もちろん違います。
雨の時の泥はね防止なんかのため、家の基礎の周辺に撒く砕石やコンクリートのことを犬走りというんですね。
ちょうど犬が走り回れるくらいの広さなのでそう呼ばれるのだそうな。
犬走りをコンクリで造ろうとしたワケ
うちはそれ以外にも、ムカデ防止の目的もありました。
我が家の周辺にも、雨水が床下に入らないようにするためと泥はね防止の目的で白い砕石を撒いていたのですが、ここにはよく雑草が生えるんです。
で、その雑草をむしっているときなんかにムカデの幼虫らしき小さいやつをよく見かけたんですねぇ。
そのせいか、家の中で時々ムカデを見かけるようになりました。
去年は4匹家の中で発見し、うち一回は噛まれてしまいました。
まぁ、幸いにも甘噛みだったらしく腫れたりはしなかったんですけど。
そんなこともあり、以前からここはコンクリートでやり直そうと思っていたのです。
なぜ時間がかかってしまったのか?
実は、5月の末から犬走造りには着手していたのです。
しかし、撒いていた砕石を取り除いて、コンクリートを打つための型枠を設置した辺りでやる気が無くなってしまったんです。
というのも、うちの小さな家の周りにコンクリを打つだけでも、思った以上に大量のコンクリを練る必要があることが判明したからです。
必要なコンクリートの量を計算してみた
今回、コンクリを打つ予定の範囲は、幅70~80cm、厚みはそんなに必要なくて9cmとしても、長さが全部で14m近くあるのです。
これでも、家の周囲の半分ほどの長さです。
この部分に必要なコンクリートの量を計算すると、大体0.8㎥。
コンクリを練ったことがない人にはピンと来ないかもしれませんが、25kg入りのセメント袋だと8袋必要です。
セメント一袋で造れる目安量はどのくらい?
セメント袋一袋に20kg入りの砂が3袋、同じ重さの砕石が6袋必要になってきます。
コンクリを造る場合、大体この配合比率が多い。
そして、これで作れる量が大体0.1㎥。
ガリバリウムの平板2枚を重ね、その上で手練りで作るとすると、大体この半分の量が精一杯です。
ということは、手練りでやるとすると、この作業を16回も繰り返さないといけないことになる。
さすがにこの量を手練りというのはキッツいので、コンクリートミキサーを借りてやることにしたのですが、それでも0.8㎥を一人でやるとなるとかなり大変な作業になります。
ただでさえやる気が無くなっているところにもって、この事実。
「めんどくせ~ しばらくやめようか。」になってしまいました(笑)。
久しぶりの伐採作業 3
助っ人を得られたので伐採続行
今年はもう切るのをあきらめようかと思っていたのですが、そんな時に久しぶりで中川さんから電話がかかってきました。
しばらく、お互いの近況などを話していたのですが、
「今は何をしているの」という会話の流れから、
「実は伐採したい木があるのだけれど、一人では怖いのでどうしようか悩んでいる」
と答えたところ、それじゃー久しぶりでそっちに行って手伝ってあげるということになりました。
久しぶりで中川さん登場
さて、その電話から1週間ほどしてからまた連絡があり、明日こちらに来るとのこと。
「また急だな~」なんて思っていたところ、最近は忙しくて明日しか暇がないのだそうな。
翌日の朝から準備していたところに、軽トラで中川さん登場。
実に3年ぶりで会った中川さんは、やはり以前よりもちょっとだけ老けたように感じました。向こうも同じこと考えていたりして(笑)。
それはともかく、挨拶もそこそこに「それじゃー取り掛かろうか」とすぐに準備に入りました。
やはり、日頃から日常的に伐採しているだけあって手慣れた感じです。
伐採慣れしている人は動きが違う
本日伐採する予定の、種類もよくわからない木の所に案内すると、家側に伸びている枝は伐採する前に落とした方がいいとのこと。
しかし、その枝までは下側の枝でも高さ6mぐらいの所にあります。
私が持っている梯子が4mちょっとしかないのでどうするのか聞いたところ、
「そんなもん、登ればいいだけの話じゃ」とのこと。
どうやって登るのかと下から見ていたのですが、地上で落下防止用のロープと器具を腰に巻いた後、梯子に登って一番上まで行き、そこからスルスルと枝をつかんで上がっていきました。
私じゃ怖くて上でしばらく躊躇すると思います。
その前に、体のどこかが攣って動けなくなるかも(笑)。
やっぱり、何度も伐採して慣れている人は違いますね。
ちなみに、中川さんは今年65歳になるそうな。
元気なじいさんだこと。あっ、65で爺さん呼ばわりすると怒るか(笑)。
高さ10mの樹上での作業
上まで持っていったロープで、バッテリー式のチェーンソーを括りつけて上へ。
こんなチェーンソーもあるんだ。
これは伐採ではなく、今回の様に枝打ちに使用しているとのこと。
それを使って家側に伸びている枝を2本落としました。
うち一本は屋根を直撃してしまいましたが、幸い傷とかはつきませんでした。
「あーっ」とは言ったものの、中川さんも大して気にしてない様子。
まぁ、どうせ他人の家でしょうしね(笑)。
それが済むとさらに上に登っていき、ギリギリまで上がったところでロープを結び始めました。
その時点で、高さは10m以上はありそうです。
私ならあの高さまではよー上がらんですね。
ここまで作業が済んだ後、登った時と同じ経路でスルスルと降りてきました。
伐採時のロープワークのコツを聞いてみた
しかし、あんな高さまで上がらんといかんのですね。
中川さんに聞いたところ、引っ張る時は出来るだけ上に結んだほうが良いとのこと。
降りてきたら、今度はロープを結び付けて引っ張るための木を探し始めました。
この時も、ロープが届く範囲で出来るだけ遠くの木を探していました。
私なら、もっと近くにある木に結び付けちゃってますね。
結び付ける木を決めると、今度はその木の近くでロープを何度も引っ張っていました。
何をしているのかと聞いてみると、伐採する木の先が揺れているのを確認しているとのこと。
そうすることで、引っ張った時にどれくらい動くかを見ているんだそうです。
それから、トラックトリックでロープを括りつけて引っ張る準備。
その間に、私は自分のチェーンソーを準備しておりました。
受け口を斜めに作る
さて、刃を替えたばかりで切れ味のよくなったチェーンソーで、無理のない範囲でなるべく下の方を狙ってチェーンソーの刃を入れて行きました。
木を伐採するときには最初に倒したい方角に受け口を作り、その後でその反対方向に刃を入れて行くのが普通なのですが、今回は家の方に木が倒れていかないように斜めに刃を入れて行きました。
私もこれまで細い木には斜めにチェーンソーを入れて行くことはありましたが、受け口を斜めに入れて行くのは今回初めて。
チェーンソーの刃が噛まないように、慎重に切っていきます。
受け口を作ったら、今度は反対側から刃を入れて行くのですが、この時も受け口と平行になるように刃を入れて行けばいいとアドバイスを受けました。
しかし、この平行にという意味がよくわからずに切ってしまったので、結果として水平に刃を入れてしまい、予定していた方角よりも家寄りに倒れてしまいました。
冒頭の写真でいうと、もっと右寄りに倒す予定だったのです。
でも、近くにあった栗の木の枝を何本か犠牲にしたくらいで済みましたので、とりあえずは良しとしますか。
伐採完了!
倒した後は、枝を落として玉切りにしていくだけです。
ここまでくれば後はもう一人でも十分なので、中川さんはお茶を飲むこともなくすぐに帰ってしまいました。
そんなに忙しいんだろうか?
帰り際に「薪用にちょっと持っていく?」と聞いたのですが、「いらん!」と即答でした(笑)。
なんでも、こんなに柔らかい木は薪にしてもすぐに燃えてしまうので、ストーブに付きっきりになってしまうのだそうです。
ともあれ、中川さんのおかげで無事20m近い木を伐採することが出来たのです。
久しぶりの伐採作業2
チェーンソーで玉切り作業中に違和感
さて、薪割り作業中に、昔玉切りした丸太の中に長くて割れそうにないないものを何本か見つけてしまいました。
こうしたものは、割りやすいように半分にさらに切ってやる必要があります。
当然チェーンソーで切っていくのですが、地面に置いたままだと切り終わりに地面を切ってしまって切れ味が落ちてしまうことがあります。
そうならないために、今回は大工用に使っているウマの上に置いて切っていくことにしました。
しかし、最初の一本を切っていくときになんか違和感が・・・
切り終わってから見てみると、切り口が一部焦げ付いています。
「切れ味が悪いのかも」ともう一度チェーンソーの刃を目立てしてから再度挑戦。
でも、やっぱり次の木の切り口も焦げ付いていました。
もしやチェーンソーオイルが出てないのではと思い、分解して見てみると案の定オイルの出が悪い。
このままでは作業が出来ぬ。
買ってからもう10年以上経ってますし、そろそろメンテナンスに出しても良い頃合いだったので、こいつを買ったホームセンターで見てもらうことにしました。
チェーンソーの修理期間と費用
車検のついでにホームセンターに持っていきました。
1~2日ほどかかりますと言われたのですが、1週間経っても全く連絡なし。
さすがに気になったので電話してみたところ、うちでは対処できないのでメーカーに送りましたとのこと。
「それならそうと連絡くらい入れろや!」と言いたくなりましたが、修理してくれるだけマシかと思い直し黙ってました。
まぁ、あらかじめメーカーに送ることになるかもとは言われてましたしね。
修理を終えて帰ってきたのは、依頼してから2週間ほどしてから。
修理費用は8640円。
オイル用のポンプを付け替えたとのことでした。
ネットで調べてみると、まあこれくらいが相場みたいですね。
ちなみに、今回の故障があるまで、チェーンソーにオイルを供給するためのポンプがあることを知りませんでした(笑)。
邪魔な木を発見
修理に結構時間が経ってしまったので、なんだかすっかりモチベーションが下がってしまいました。
やっぱり、こういうやり慣れないことはやる気があるうちに一気にやってしまわないとダメですね。
気を取り直して、とりあえず薪割り作業が終わったものを全て日当たりのよい場所に移し替え、前と同じようにトタンで屋根をかけてやりました。
これでようやく伐採した時に木が倒れる場所を確保できた・・・と思いきや、一本の木が目に留まりました。
その木はちょっと細目で少し離れた場所に立っているのですが、倒そうと思っている木は高さがどう見ても10m以上はあります。
これだと、倒したときにこの木に引っかかっちまう可能性がありますね。
本番の予行演習もかねて、ついでにこの木も伐採しておくことにしました。
新しい刃はやっぱり違った
その木も、冬なので葉っぱもなく、何の木かはわかりません。
幹の太さは15cm程でしょうか。
予行演習には手ごろな太さの木です。
チェーンソーのメンテナンスもしたので、これを機に長年使っていた刃も新しいものに変えることにしました。
試しにそこらに転がっている木で試してみたのですが、その切れ味にビックリ。
こんなに違うものなのか!
切っているうちになんだか楽しくなってきちゃいました(笑)。
チェーンソーが挟まっちゃった
さて、玉切りによる試し切りも終わったところで、いよいよ伐採開始。
切りやすい膝くらいの高さにチェーンソーの刃を入れて行きました。
古い刃と違って気持ちいいくらいに切れていきます。
あとちょっとでぐるりと一周・・・といったところでやっちまった。
チェーンソーが噛んでしまったのです。
ちょっと調子に乗りすぎたか(笑)。
しかし、こうなってしまうと後が大変。
案の定、チェーンソーはビクともせず完全に抜けなくなってしまいました。
仕方がないのでロープを取り出して巻き付け、トラッカーズヒッチで近くにあった小さな木を利用し、滑車の原理で力が倍になるようにして引っ張ってみました。
でも、全く動かず。
こんな小さな木でも、人力ではビクともしないことが判明。
ウインチみたいなものを利用しないとダメですね。
ユンボがあればちょっと噛んだのと反対方向に動かしてすぐ抜けるのでしょうけど、残念ながらユンボは持ってないし。
40分かけてチェーンソーを救出
仕方がないので、チェーンソーの周辺を手ノコでしこしこ切っていくことにしました。
終いにはノミまで持ち出してきて格闘すること40分。
チェーンソーまで分解してようやく脱出成功。ヤレヤレ。
3月の下旬だというのに汗だくになってしまいました。
完全に倒すため、最後にもうちょっとだけ切ってやろうとロープを緩めた途端、自然に倒れていきました。
なんだ、もう切れてたんか。
しかし、今回のことで本番の40cm弱の太さの木を自分一人で切るのが思っていた以上に困難だということが分かりました。
ネットで伐採について再度いろいろ検索してみたところ、プロに頼んでも5m以上の木から料金が変わることが判明。
周りに10m以上の木を気軽に伐採している人が多いので分かりませんでしたが、これくらいの木はプロに頼んだ方がいいのかもしれません。
とりあえず、今年はこの木を伐採するのはあきらめることにしました。
久しぶりの伐採作業1
邪魔な木を切り倒す
冬の間は寒いので、大工作業は一時中断して草刈りや落ち葉集めなどを中心にして作業することが増えました。
「冬に草刈りなんて必要なの。」という人もいるでしょうが、山の中は冬でも草は生えてくるんですねぇ。
といっても、刈るのは夏の間に伸びきってしまった笹などが中心です。
刈り取った草は何日か置いておいてから一カ所に集めて腐るのを待ち、ある程度量が減ってから畑に投入します。
この作業を、毎年冬の寒い時期にやっているのですが、今年はそれに加えて伐採作業もすることにしました。
伐採対象は家の近くに生えた2本
うちの周辺にはでっかい木が何本か生えているのですが、今回切り倒そうとしているのはそのうちの2本。
裏庭に生えている枯れかけた栗の木と、もう一本は何の木かはわからないけど毎年役に立たない大きな実を落っことす木の2本です。
2本ともそれなりに成長している木なので、太さは一抱え(直径40cm)くらいはあります。
慣れた人ならなんて事のない太さですが、伐採作業を久しぶりでやる私にとってはちょっと気合のいる太さですね。
2本とも家のすぐ近くに生えているので、注意して切らないと家の方に倒れてきそうです。
伐採の前にやらなければならない事が
種類の分からない木の方が邪魔なので、こちらの方を先に切りたいのですが、切り倒したい方向には昔作った薪小屋が。
ここを開拓した時に取り分けておいた玉切りした木をそのまま積み重ねただけなので、とりあえずこれを他の場所に移し替えないといけません。
それには、まずこれらを薪割りしないと。
薪割りをするための斧は、昔棟梁からもらったものがあるのですが、本体と柄のつけ根がボロボロでおまけに刃が歪んでしまっています。
なので、まずはこの斧を修復するところから始めました。
なんか、本来の作業からどんどん離れてしまっている気が・・・(笑)。
古い斧を修繕する
まずは、斧本体部分と柄をはずしました。
柄の部分をウマに固定し、本体部分を玄翁で叩いて取り外しました。
柄は腐ってもう使い物にはならないだろうと半ば諦めていたのですが、外してみてみると一部が古くなって腐っているように見えるだけで、まだまだ使えそう。
サンダーできれいに磨いてから、しみ込むタイプの塗料を塗っておきました。
斧本体部分は刃が曲がってしまっているので、このままでは使い物にならなさそうですね。
なので、ゴミ焼きの時に本体ごと火にくべてしまい、柔らかくなったところでハンマーで叩いてまっすぐに伸ばしてやりました。
すぐに水で冷やしてから刃研ぎ用の刃をつけたサンダーで荒削りし、それから砥石を使って研いでやりました。
この研ぐ作業もずいぶんと久しぶり。
大工作業をやっているのなら、本来はしょっちゅうやってなきゃいかん作業なんですが・・・。
薪割り台を作る
斧を直したら、今度は薪割り台を作ることにしました。
最初は柔らかい土の上でやっていたのですが、やはり刃が曲がりやすいので薪割り台を作ることにしました。
これも、手ごろな大きさの切り株があれば一番簡単なんですがね。
我が家にはないので、端材で作ることにしました。
最初は9cm角の材を足にして合板を取り付けただけの簡単なものを作ったのですが、斧の一撃で簡単に真っ二つになってしまいました(笑)。
ダメだこりゃ。もっと頑丈なものを作らないと。
で、今度は2×6材を並べたものに合板を取り付けたものに、先ほどの足を取り付けて作ってみました。
補強材も、足の隙間にぐるりを入れておくことに。
かなり頑丈なものが出来たので試してみたところ、今度は大丈夫でした。
薪割り作業も久しぶり
薪割り作業もずいぶんと久しぶりです。
玉切りにしてからずいぶんと時間が経ってしまっているので、中にはカチカチになってしまいビクともしないやつも。
割った途端に、中から冬眠中のアリがいっぱい出てきて「うひゃー」な時もありましたが、何とか薪割り作業完了。
使えない奴が1/3位ありましたね。
仕方がないので、ゴミ処理の時に一緒に焼いてしまいました。
ユーザー車検に行ってみた
愛車の車検もDIYしてみた
今年2022年は、愛車マーチの車検の年でした。
我が愛車マーチも今年でもう11年目。
今年こそは軽トラに乗り換えようと思っていたのですが、懇意にしている車屋さんから「今はコロナの影響で中古車の相場も高く、あまりいい軽トラも見当たらないのでよほど急ぎでもない限りしばらく様子を見た方がいいよ。」
と言われてしまいました。
自分でも何軒か中古車屋を見て回ったりしたのですが、やはり気に入った車は見当たりません。
正確に言うと、1台だけあったのですが、今乗っているマーチの査定が2万円と思っていたよりも相当安かったので乗り換えは見送ることにしたのです。
もう11年も乗っているとはいえ、エンジンの調子もよく、また壊れているのもカーステとリアハッチを上げておくバーの調子がおかしいくらい。
要するに、普通に乗れる車なのにたった2万円っておかしいだろ!
状態がどうとかいうよりも、古さ・年式や大人の事情なんかで値段が決まってしまう車市場にも疑問を感じたので、もう軽トラはあきらめて乗り潰そうかと考えている次第。
というわけで、マーチをこれからも乗り続けるべく車検に出したというわけです。
ユーザー車検ってどうなんだ?
その車検も、前々回まではユーザー車検でやってました。
まぁ、車検のDIYってところでしょうか。
ところがこのユーザー車検、税金と自賠責料だけでほぼ済むのでお財布には優しいのですが、すべて自分一人でやらなければならないので結構大変。
まずは、陸運局に車検の予約をするところから始めます。
これはネットを使って出来るのでそう手間でもないのですが、大変なのは車検の当日です。
陸運局に行って帰ってくるだけで半日
私の家は岡山の県北にあるので、陸運局のある岡山市まで片道1時間以上かかります。
往復で2時間半といったところでしょうか。
やっとたどり着いても、当然これで終わりではありません(笑)。まずは受付に行って書類を用意します。
陸運局の対応は横柄ではありませんが、かといって親切というわけでもない。
いわゆる、お役所の雰囲気丸出しって感じです(笑)。
ですが、順路みたいなものが書いてあるので、迷うことはありませんでした。
書類が準備できたら、今度はそれをもって別の窓口で見てもらいます。
この時の待ち時間が結構長い。
前回行った時は、30分以上待たされました。
待ち時間はその後も続く
それが終わったら、今度は自賠責の加入などの手続きなどで2,3カ所また別の窓口に行かねばなりません。
先ほどではないにしろ、各窓口でやはりそれなりに待たされます。
それが終わったら、ようやく車検場に行って車を見てもらいます。
車に乗って車検場に入っていくわけですが、この時もまた結構待たされる。
前回も、やはりここで30分くらい待たされました。
検査で引っかかったらどうするか?
車検場に入ってからは、検査員の言われるとおりに車を動かしていきます。
なにも異常がなければそれほど手間でもないのですが、もし何か検査に引っかかるところがあればどこかで直してこなければなりません。
こうなったらもう大変です。
車検場には大体近くにテスター屋というのがあって、ここに持ち込めば大体の不具合は直るのですが、その料金が通常よりも3~5割ほど高い。
それがイヤならばどこかの自動車屋に持ち込んで修理・調整してもらうしかないのですが、岡山の場合は近くにそういった自動車工場がないため、結局テスター屋でやってもらった方が安くつくのだそうな。
おまけにテスター屋というのは競争がないためか、店の店員の態度が悪いことがしばしばあるみたいです。
幸いマーチで引っかかったことは一度もないので、陸運局の方は知らないのですが、以前乗っていた軽トラの方で検査に引っかかったことがあります。
バッテリーの調子が悪く、検査が終わったところでエンジンがかからなくなってしまったのです。
その時に近所のテスター屋に持ち込んだのですが、軽陸の近くにあったテスター屋の親父の態度が悪く、ひどく不愉快な思いをした経験があります。
最後も待たされるぞ
車検が無事通れば、後は渡された書類をもって最後の窓口に提出するだけ。
そして、車検証とステッカーを受け取ればすべて終わりなのですが、この時もまた結構待たされます。
私の記憶では、この時も確か30分くらいは待たされたように思います。
私は大体昼一で予約を入れて行くのですが、すべて終わるのは大体夕方4時過ぎ。
体力的にはなんてことないですが、精神的にかなりヨレヨレになります(笑)。
ここからまた1時間以上かけて帰るわけですから、ユーザー車検は本当に1日仕事という感じですね。
車検はどこに出すのかも重要
まぁ、こんな風にユーザー車検は安く上がるのですが、労力や時間を考えるとやはり信頼のおける車屋さんに頼んだ方がいいと私は感じてますね。
今回は、その懇意にしている車屋さんで見てもらいました。
税金+自賠責などのほかに点検費用として2万円程余分にかかりましたが、30分で行けるところなので往復でも1時間、後は任せておけばいいだけなので、精神的にも時間的にも余裕がありました。
車検というのは費用も痛いですが、それ以上にどこで見てもらうかも重要ですね。
信頼のおける所ならこの点は問題ないのですが、中古の軽トラを初めて車検に出したときは大変でした。
我が愛車に宇宙の神秘発見か?
土地勘もあまりない頃でしたし、岡山に来たばかりなので当然人脈もありません。
どこに出したらよいのかわからなかったので、最初は津山にあるイエローハットに出してみました。
この時の請求金額が15万円! 車体本体の値段とあんまり変わらんがな。
見積書を見てみると、項目の一つにブラックホール交換とありました。
ナント、うちの車には宇宙の神秘が装備されていたのか・・・
なんてことがあるはずもないので、これは一体何?
とりあえず、店員に聞いてみることに。
すると店員もすぐには答えられず、車検を出したところに聞いてみますとのこと。
この時点で、ここで車検をやっているわけではないことが判明。
目の前にある、あの立派なパドックは何のためにあるねん(笑)。
ブラックホールの正体とは?
しばらくしてその車屋の親父が到着。
早速その見積もりを見せてみると、その親父は笑いながらこう答えてくれました。
「それはブラックホールじゃなくてプラグホール!」
イエローハットの店員が聞き間違えたみたいですね。
エンジンについてるプラグを入れるための穴のことなのだとか。
ここのパッキンがすべてダメになっていたようで、それを全て交換したんだそうです。
ちなみに、この部分の費用がこの時の見積もりで一番高かったです。
これ以来、二度とイエローハットに車検に出したことはありません(笑)。