犬走りをつくる 2
犬走りの型枠を修正するところから
やる気が無くなってからしばらく放っておいたのですが、ようやくやる気が出てきたのは夏の暑さも収まってきた9月も中頃でした。
型枠も造ってからあとはコンクリートを入れるだけの状態になっていたのですが、3カ月以上もほったらかしていると、あちこちに不具合が出てくるもの。
その修正をしてから、ようやくコンクリートを造る準備に取り掛かりました。
コンクリを調達する手段を考える
まず、ここに入れるのに必要な量は、計算すると0.8m3以上で、手練りでやるにはかなりしんどい量なのでミキサーを借りることにしました。
生コンを発注することも考えたのですが、ネットでその手順を調べてみると意外に面倒くさいことが分かりました。
さらに、例えミキサー車を呼んだとしても、均したり突いたりする他の作業があり、一人ではどうしても手が足りない。
なので、ミキサーを借りてちょっとづつやることにしたのですが、レンタルショップでミキサーを借りたとしても、うちまで持ってくる手段がない。
というのも、軽トラを売り払ってから早3年。
今の移動手段はマーチだけなので、運ぶ手段から手配しないといけないんです。
軽トラをレンタルすると、一日あたり1万円ぐらいはするので、往復だと2万円はかかってしまう。しかも、必要なのはほんの片道30分だけなので、どう考えてももったいない。
というわけで、サブロク板やらワイヤーメッシュやらを買ったついでにホームセンターの車を借りることにしました。
本当はやっちゃいけないみたいなんですけどね。
コンクリートミキサーをレンタル
さて、そんなこんなでようやくミキサーが家に到着しました。早速型枠に流し込んでいきます。ミキサーをレンタルしたのは3日間。その期間で一気にやってしまわなくてはなりません。
借りたミキサーは小型のものだったので(大型のものは積み下ろしが出来ないので)、1回で造れる量は手練りで作る時とあまり変わりませんでした。
つまり、セメント1/3袋、砂1袋、砂利2袋です。
これで大体0.1m3位だったはず。
ミキサーを回して流し入れ、それが済んだらまたミキサーに材料を入れて回します。
その間にジャンカが出来ないように突いたり叩いたりしながら均していき、済んだらまたコンクリを流し込んでの繰り返しです。
早朝から日が沈む直前まで繰り返しましたが、それでもできたのはミキサー4回か5回くらい。つまり、予定の量の半分くらいですね。
ヤレヤレ、腰が痛いわい(笑)。
やっぱりモルタルを打つハメに
2日目、3日目とも途中で雨が降ってきたりして余計な時間を取られてしまいましたが何とか終了。
家に来た時と同じく、帰りもホームセンターの軽トラを借りてレンタルショップに返却しました。
季節は10月だったので、養生はブルーシートをかけただけ。
3日ほど様子を見ましたが、やはり表面がキレイに仕上がっておらず、納得のいく出来栄えではないですね。やっぱり、表面にモルタルを打たないとダメか。
というわけで、再度作業に取り掛かりました。1cmくらいの厚みで塗るつもりだったので、余っていたインスタントモルタルを使用することに。
しかし、量が全く足りず結局2回ほど買い足すことになっちゃった。
コンクリに比べると量も少ないし作業自体は楽しいのですが、ずっとしゃがんで一日中コテを使うことになったので腰がヤバい。
結局、この作業も2日ほどかかってしまいました。
しかしまあとりあえず完成です。