森の中楽給幸足生活

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自宅の風呂場をDIYで造る6 コンクリート作業

浴室の床にコンクリートを流し込む

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床部分が今回施工した部分
今回は、浴室の床を作るためにコンクリートをのせた時の話です。

前回までで、浴室床の骨組みまでを完成させました。

次はいよいよこの上にコンクリートを流し込んでいきます。

コンクリートを作って流し込む作業はこれまでにも何度も経験してはいたのですが、全て家の外で土の上での作業でした。

今回は家の中の、しかも床の上に流し込みますので今までとは勝手が違い、ちょっと戸惑いましたね

コンクリートを運び込むための前準備

浴室床の骨組みを完成させたのが2014年の9月中頃でした。

そろそろ暑さも落ち着いて涼しくなってきましたので、コンクリートを作る作業をするにはちょうどいい季節になっていました。

コンクリートを作る工程は今までと同じですが、家の中に運び込んでやらなければならないので、コンクリートが付着して汚れてしまわない様に、あらかじめ搬入経路を養生してやらなければなりません

搬入する距離はわずかに2m程なのですが、この通り道に新聞紙を3重くらいに敷き詰めてやり、上を歩いたときに動かないようにガムテープで止めていきました。

この時にはもう勝手口のドアが付いておりましたので、勝手口ドアの下側部分にも新聞紙で同じように養生してやりました。

久しぶりでコンクリートを練る

さて、あとはコンクリートを練るだけです。 こんなに大量のコンクリートを練るのは、基礎をやった時以来なので久しぶりです。

今ならコンクリートミキサーをレンタルして一気に練ってしまうのですが、前述したようにこの頃は一番貧乏だった時でしたので、すべて手作業でコンクリートを作りました(笑)

トロ舟を使用するとしんどい上にあまり量が作れないので、ガリバリウムの平板を2枚重ねまして、その上にコンクリートの材料であるセメント・砂・砕石をぶちまけた後で角スコップと草切棒を使って混ぜていきました。

この方法で作れる量は、1回あたりで大体砂20kg入りを1袋分丸ごと使うくらいの量です。 コンクリートの比率は、セメント・砂・砕石が1:2:4ぐらいが標準ですので、砂一袋が20kgとするとセメント12.5kg砂20kg砕石40kgで合計すると72.5kgになります。 これに水を混ぜるので、もっと重たくなります。 ここにさらに防水剤も入れるのですが、これはまあ500gとかなのでたいした量にはなりません。

基礎を造った時には近藤さんに助けてもらいましたが、今回は量が少ないだろうと考えて私一人だけでの作業でした。 でも、今から思えば使用する量をあらかじめ計算しておくべきでしたね。

この作業を2回ほど繰り返して床に流し込んでいったのですが、思っていたよりも全然足りないのです。 改めて計算してみたところ、少なくともあと3回はこの作業を繰り返さなければならない事が判明。 マジかよ・・・ って感じでした(笑)。

1日に作業出来るのはどのくらいか?

コンクリートが出来る量は、ちょうど砕石の量と同じくらいなのだそうです。 つまり、今回のケースで行くと40kg分ぐらいの量になりますね。 残りの32.5kgはどこに行くのだろうかと思いますが、重量ではなくてあくまでも容量(体積)ですのでちょっと混乱してしまいますね。

この考え方で計算してみると、我が家の浴室の床にはあと3回ほどコンクリートを練ってやらなければならないことになります。 モルタル分も合わせると4回は練らなければならないことに。

1回分練って床に流し込むのに大体2時間以上はかかってしまいますので、1日にやれる量は頑張っても4回。 私はそれほど体力がなく、しかもこの時にはすでに40半ばを過ぎていましたので、せいぜい3回が限界という所です。

この日はすでに2回この作業を行っていますので、あと1回コンクリートを床に流し込んだところでこの日は終了となりました。

コンクリートは固まらないうちにやらないと、一体化ぜずに強度が出なくなってしまうので、なんとか1日でやってしまいたかったのですがもうどうしようもありません。 もっと計画的にやるべきだったと反省しきりですがもう遅い(笑)。

今日はゆっくり体を休めて明日に備えなければ。

モルタルを流し込もうと準備していたところ・・・

さて、次の日に残りのコンクリートを造って昨日と同じように床を流し込んだのですが、モルタルを造って流し込もうと準備していると急に電話が鳴りました。急な仕事の依頼の電話でした。

しばらくは仕事はないだろうと思っていたのですが、運の悪いことにすぐに神戸に出かけなければならなくなりました。 このタイミングで・・・ と取引先をちょっと恨みましたが仕方がありません(笑)。

この時はすぐに帰ってこれるだろうと思っていたのですが、なんやかんやあって結局1週間は帰ってこれませんでした

これだけ時間が空いてしまうと、もう完全に分離した状態になってしまいますね。 強度的にどうなんだろう?

でも、電話がかかってきたのがモルタルを練る前でまだ良かったです(笑)。

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