自宅の風呂場をDIYで造る8
浴室の床にDIYでタイルを貼る
自宅の風呂場を自分で作った時の話の8回目になります。
今回は、モルタルを流し込んだ浴室の床面にタイルを敷き詰めた時の話です。
設計した段階では、浴室の床にはエクステリア用の敷石を使うつもりでした。
そのつもりで隣町にある大きなホームセンターの資材館へ行ったのですが、そこで店員さんの話を聞いて心変わりしました(笑)。
その後で、そこで購入したタイルを使って施工するまでの話です。
浴室の床にはどのようなタイルを貼ろうか?
設計した段階では、浴室の床面をどうするのかはあまり突き詰めて考えてはいませんでした。
風呂場を作るにあたって、DIYの先輩である中川さん宅の風呂場を参考にしたことはすでに書きましたが、その中川邸と同じような感じで仕上げようと何となく考えていただけだったのです。
中川邸の浴室の床は、エクステリア用の石材を敷き詰めてあったので、我が家もこれと同じような感じにしようと隣町にある大きめのホームセンターへと出かけました。
そこでエクステリア用の石材をあれこれと物色していましたが、どうもよくわからないことがあったので店員さんに聞いてみることにしました。
色々と話を聞いているうちに、店員さんから「何に使われるのですか?」と聞かれたので、「風呂場の床に使おうと思ってます」と答えたところ、「風呂場の床でしたら専用のタイルを使った方が良いですよ」と言われたのです。
その時に初めて、浴室の床用のタイルがホームセンターでも取り扱いがあることを知りました(笑)。店員さん、ありがとう。
浴室用の床タイルを取り寄せてもらう
エクステリア用の石材を使うと、濡れた時に滑って転倒する可能性があるので、風呂場には風呂場専用の床材を使った方が良いそうです。 (そりゃそうだ)
「そんなものがあるとは知りませんでした」とは恥ずかしくて言えなかったのですが(笑)、店頭にはおいてないものの取り寄せという形で少量でも売ってくれるとのことでした。
早速カタログを持ってきてくれましたが、その中で30cm角の黒いタイルが気に入ったので、これを購入することにしました。 1ケース10枚入りで、我が家の風呂場の床に必要だったのはちょうど10枚でしたので、1ケース注文することにしました。
しかし、この時にどんなタイルを注文したのかという詳細は分かりませんでした。 当時の記録を探してみたのですが、残念ながら記録は一切残っておりません。 ですので、どのメーカーのどの商品なのかはわからないんですよね。
さて、取り寄せでしたのですぐに持って帰ることは出来ませんでしたが、1週間ほどで入ってくるとの事だったので来週また来るということで注文だけしてこの日は帰りました。
取り寄せたタイルを切断していく
さて、翌週ホームセンターから入荷しましたとの連絡があったので、早速取りに行きました。 確か1枚500円位で、1ケースで5000円前後だったと記憶しております。
家に持ち帰り、早速開梱して中身を見てみました。 思ったよりもザラザラしていますね。これなら濡れても滑ることはなさそうです。 次の日から早速施工してみることにしました。
まずは切断作業からです。石材ですので、石材用の刃をサンダーにつけて切断していきました。 10枚のうち8枚はそのまま貼り付けられるのですが、浴室の床は68cm×130cmですので8cm程は余ることになります。
この部分は5cmほどをこのタイルで貼り、残りは目地材を入れることになります。 この5cmのタイルを4枚と、縦方向の余りの10cm程を2枚のタイルから切り出してやりました。
タイルを貼り付けていく前にやっておくこと
さて、切断が終わったところで、次はモルタル面に貼り付けていきます。
どのようにタイルをモルタルの床に貼り付けるのかは何通りかのやり方があるのですが、私はタイルの裏に接着剤をつけてくっつける方法を選択しました。一番施工しやすそうだったので(笑)。
接着剤と言っても、タイル用の接着剤はボンドやプラモデル用の接着剤とは全然違っていて、どちらかというと漆喰に近いですね。 私もこの時に初めて使ったのですが、粉状になっていて最初はこんなものでくっつくのだろうかという印象でした。 ちなみに、タイル用の接着剤は、ホームセンターで普通に売っています。
しかし、床にくっつけていく前にやるべき事があります。 それは、貼り付けの位置を正確に出してやることです。
適当にくっつけていけば目地がきれいにそろわず、タイルもバラバラになってしまいますので。 きれいに揃えてやるためには、貼り付け位置をあらかじめ書いておかなければなりません。 その方が、施工もやりやすいですしね。
購入する時に書いた簡単なメモ用紙に寸法を書いて、どのように揃えるかを計算しておくことにしました。
タイルを貼る床面の寸法は、幅68cmで奥行きが130cmです。 ここに30cm角のタイルを貼っていきます。目地の寸法を10ミリとることにしたので、残りは70ミリとなります。 この部分は目地材で埋めてやることにしました。
次は、モルタル面に墨ツボを使って実際に貼り付ける位置を書いていきます。
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