ポンプ小屋の改修作業2
ポンプ小屋の基礎をブロックで作る
切り欠いたブロックを1cm位の厚みの防水モルタルの上にのせていきます。
この上にあらかじめ曲げておいた鉄筋を、横筋の溝に入れて置いていきました。
横筋ブロックの溝の上に置いてグルリと1周させた後で、鉄筋同士を結束線を使って結び付けていきます。
しかし、この作業もずいぶん久しぶりだったので、どうやるのか忘れてました。
結束線を結ぶのに使うハックルを握るのも久しぶりだったりして(笑)。
しばし試行錯誤の後でようやく思い出しました。
この鉄筋に土台を止めるためのアンカーボルトを最後に結び付けてやります。
モルタルをコンクリートにかえる
それから、横筋の溝にコンクリートを流し込んでいきました。
先ほど多めに練ったモルタルに砕石をぶち込んで攪拌してコンクリートを作ります。
ちょっと量が多いかなと思いましたが、最終的には握りこぶし1個分ぐらい余った位になりました。理想的ですね。
いつもこれぐらいだといいんですけど、私の場合少なくて練り直すのが嫌なもんだからつい多めに練ってしまうんですよね。
本当は計算してやればいいのかもしれませんが、面倒くさいうえに大体計算通りにはいかないので、いつもどんぶり勘定でこんなもんかで作っております(笑)。
配管部分の隙間を埋める
横筋の溝を埋め終わったら、今度はブロックの目地にモルタルを入れていきました。
これは次の日の作業となりました。
コンクリートを練る作業も結構きついのですが、その後の左官仕事もずっと中腰状態でやるのでキツイものがあります。
この日は目地以外にも、ブロックとポンプから出る配管が当たる部分の隙間も埋めてやりました。
この部分の隙間は結構大きいので、そのままコンクリを入れると横から流れ出てきてしまいます。
これを防ぐために、合板の端材を使って簡単な型枠を2枚作ってやりました。
これをスキマ部分を跨ぐようににあてがってからクランプで留めて、それからコンクリを流し込んでやりました。
基礎の片隅に掃除用の排水口を作っておく
この基礎の角には、塩ビ管を入れて排水口も作っておきました。
そうしないと、中の掃除をする時に面倒くさいことになりますので。
ブロックの地面に当たる部分の角を切り欠いて、Φ40の塩ビ管が入るように加工しておきます。
冒頭の写真では、基礎の右上部分にある塩ビ管がそれです。
鉄筋を入れるタイミングで、この塩ビ管を入れておきました。
この塩ビ管の周りにもスキマが出来ますので、ブロックの目地入れのタイミングでこの隙間も塞いでおきました。
隙間を埋めてポンプ小屋の基礎完成
後はコンクリが固まるのを待つだけですが、念のために虫が入りにくいように土台と基礎の隙間にもモルタルを入れておくことにしました。
こんな作業はほとんどの人はやらないと思いますが、性格なんですかねぇ。
なんか気になったので、面倒でしたがやっておくことにしました。
まだ10月でしたので、最低気温が5度を下回ることはないとは思いましたが、念のために不要になったボロキレをかぶせて養生して基礎部分はおしまい。
次はボロボロになった木造部分の改修です。