ポンプ小屋の改修作業1
我が家が井戸水を使用するワケ
我が家の水は、ほぼ100%井戸水です。
飲み水はスーパーで買ってきた高度処理水を利用しているのですが、それ以外の水はすべて井戸水を使用しています。
そうだ、うちは熱帯魚を飼っているので、それには水道水を使っているのだった。
それは職場でもらってきているんですけどね。
出来れば水道水を引きたかったのですが、うちの近所には自治体が運営する配水池すらありません(笑)。
仕方なく井戸を掘ってポンプで供給しているのですが、そのポンプを囲っているポンプ小屋が10年以上たって大分老朽化してきたので、今回改修することにしました。
井戸用の ポンプ小屋を改修するきっかけ
きっかけは、ポンプ小屋の周囲がぬかるんできたことですかね。
以前はそれほどでもなかったのですが、ここ数年で雨が降ると止んでからもなかなか水位が下がらなくなり、しょっちゅうぬかるむようになってきました。
恐らく、長年井戸水を使用してきたことにより、ここに水が集まるようになってきたのでしょうね。
それで周囲に砕石を敷き直してぬかるみを改善したのですが、それによりポンプ小屋の下側が直接地面に接するようになってしまいました。
要するに、地面の高さが砕石分上がってしまい、その砕石が直接ポンプ小屋の下にあたってしまっていたワケです。
そのせいで、ポンプ小屋の特に下側部分がボロボロになってきたようなのです。
わざわざポンプ小屋を造った理由
ポンプ自体は防水使用になっているので、別に小屋を設けなくても良かったのですが、寒さでポンプが凍ってしまわないためと、後は劣化を遅らせるために造りました。
普段はそれほど頻繁にメンテナンスはしておりません。
年に3~4回ぐらい確認しに行くぐらいですかね。
ちなみに、冒頭の写真の手前に写っているブロックは、草刈りをするときに間違って配管を切ってしまわないようにするための防護柵みたいなもんです。
今回、久しぶりでメンテナンスに行ったところ、中は虫たちのかっこうの住処となっていたようで、アリは這い回るクモは逃げ惑う有様となっていました(笑)。
当然中はドロドロ。
何コレという得体のしれないものがそこら中にこびり付いてました。
イヤしかし、ここまで酷かったことは一度もないです。
今回は特に久しぶりだったからかな?
ポンプ小屋の改修作業開始
まずは、ポンプ小屋の解体からです。
ポンプ小屋の大きさは約800×800ミリの小さなものなので、解体も簡単です。
屋根を外し壁を取り外すともう骨組みだけになります。
基礎となる下側部分がどうなっているのかは自分でもすっかり忘れていたのですが、ブロックレンガを置いているだけでしたね。
いや~、我ながら雑なことをしているな~と思います(笑)。
これに骨組みの土台部分をアンカーを打ってネジで固定してあったのですが、完全に錆付いていて1ヵ所どうしても取れませんでした。
仕方がないので、ブロックレンガをたたき割って無理やり外すことに。
後でよく見てみると、アンカーボルトのネジ山が途中で割れてしまってました。
これじゃ~いくら回しても取れないわけだ。
下に行くほどボロボロになっており、一部は食い荒らされてアリの巣になってました。
ポンプ小屋の基礎作り
さて、構造物が無くなり、後は基礎として使っていた古井戸の蓋だけになりました。
このブログでも以前書いたのですが、ポンプ小屋の基礎には古井戸の蓋を使用していたのです。
この上に、今回はブロックを使って基礎を作ります。
使用したのは10cm幅の横筋と呼ばれるタイプ7個。
ブロックを置く前に防水モルタルを練り、古井戸の蓋に敷いていきます。
その上にブロックをのせて基礎としました。
ポンプから出る給水管の位置と重なるので、この作業の前にブロックを加工してその部分を切り欠いておきました。