ポンプ小屋の改修作業3
ポンプ小屋の木造部分の改修作業
さて、ポンプ小屋の基礎が終わったので、次はボロボロになった木造部分の改修です。
ボロボロになったといっても、上半分はまだまだそのまま使えそうなので、今回は下半分の改修がメインとなります。
ブロックの高さが大体20cm位なので、その分だけぶった切って付け替えてやることにしました。
まずは、木造部分を取り外して作業しやすいところまで運んでやらないと。
地面に接していた部分はボロボロ
ある程度バラしてから、いつもの作業場まで運んできました。
距離にして70m程でしょうか。
一部は完全にアリの巣と化してボロボロになってましたね。
これを作った時に防腐剤をたっぷり塗っておいたハズなのですが、さすがに10年は持たなかったか。
下半分20cm位をカットしていくわけですが、外壁に使っていた合板も4面全部切り欠かないといけないので思ったよりも手間がかかりそうです。
合板も地面に接していた部分は、4面全てで腐ってボロボロになってました。
まずは小屋の分解作業から
このポンプ小屋の骨組み部分は、全て45ミリ角の角材で作っております。
組んだ状態で切断するのはやりにくいと感じたので、外壁はすべて外しました。
骨組みも、下の部分だけ一度ネジを外してバラす事にしました。
しかし、ねじ止めに普通のコースレッドを使用していたので、錆付いて取れない部分がかなりありました。
ネジなのに釘抜きを使うハメになるとは(笑)。
バラすだけで結構時間がかかったりして。
古い塗料を削り落としてから再塗装
ネジを外してからのこぎりで20cm程をカット。
外壁にしていた合板は丸鋸でカットしていきました。
ここまではそれほど時間がかからなかったのですが、塗装もだいぶ剥げてきていたのでサンダーで削り落とすことにしました。
しかし、サンダーで塗料を落とそうとすると、どうしても丸いアトみたいなのが残るんですよね。
そのアトを消すためと仕上げを兼ねて、オービタルサンダーに120番のやすりをつけて削っていきました。
その後で再度塗装。
前回は表面を保護するタイプの塗料を使ってしまったので、今回は浸み込むタイプのもので塗装しました。
木造部分はこの作業に一番時間がかかった気がします。
アンカーボルトで失敗
塗装が乾くのを待ってから取り付け作業にかかりました。
まずは骨組みだけをもって先に基礎に付けていきます。
基礎に取り付けておいたアンカーボルトの位置に合わせて、骨組みの下部分に2カ所穴をあけました。
アンカーボルトを通してから締め付けていったのですが、ハテ? なんか締まりが悪いんですよね。
締めても締めても手ごたえがない感じ。
いったん外してからアンカーボルトを確認してみると、どうやらちゃんとコンクリートについてないことが判明。あちゃ~
またほじくり出して付け直すのも面倒なので、もうこのままいくことにしました(笑)。
ズレなきゃいいんです(笑)。
元通りに組み直して完成です
骨組みを基礎に固定してから外壁を取り付けていきます。
今度はステンレスのネジを使うことにしました。
高いけど、屋外につけるならばやはりステンレスの方が良いです。
電気線を元通りに取り付けてから、最後に取り外していた屋根をつけて完成です。
これでまたしばらく(10年くらい?)はもつはず。