森の中楽給幸足生活

森の中でのDIY生活を綴っています

久しぶりの伐採作業2

チェーンソーで玉切り作業中に違和感

さて、薪割り作業中に、昔玉切りした丸太の中に長くて割れそうにないないものを何本か見つけてしまいました。

こうしたものは、割りやすいように半分にさらに切ってやる必要があります。

当然チェーンソーで切っていくのですが、地面に置いたままだと切り終わりに地面を切ってしまって切れ味が落ちてしまうことがあります。

そうならないために、今回は大工用に使っているウマの上に置いて切っていくことにしました。

しかし、最初の一本を切っていくときになんか違和感が・・・

切り終わってから見てみると、切り口が一部焦げ付いています。

「切れ味が悪いのかも」ともう一度チェーンソーの刃を目立てしてから再度挑戦。

でも、やっぱり次の木の切り口も焦げ付いていました。

もしやチェーンソーオイルが出てないのではと思い、分解して見てみると案の定オイルの出が悪い

このままでは作業が出来ぬ。

買ってからもう10年以上経ってますし、そろそろメンテナンスに出しても良い頃合いだったので、こいつを買ったホームセンターで見てもらうことにしました。

チェーンソーの修理期間と費用

車検のついでにホームセンターに持っていきました。

1~2日ほどかかりますと言われたのですが、1週間経っても全く連絡なし。

さすがに気になったので電話してみたところ、うちでは対処できないのでメーカーに送りましたとのこと。

「それならそうと連絡くらい入れろや!」と言いたくなりましたが、修理してくれるだけマシかと思い直し黙ってました。

まぁ、あらかじめメーカーに送ることになるかもとは言われてましたしね。

修理を終えて帰ってきたのは、依頼してから2週間ほどしてから。

修理費用は8640円

オイル用のポンプを付け替えたとのことでした。

ネットで調べてみると、まあこれくらいが相場みたいですね。

ちなみに、今回の故障があるまで、チェーンソーにオイルを供給するためのポンプがあることを知りませんでした(笑)。

邪魔な木を発見

修理に結構時間が経ってしまったので、なんだかすっかりモチベーションが下がってしまいました。

やっぱり、こういうやり慣れないことはやる気があるうちに一気にやってしまわないとダメですね。

気を取り直して、とりあえず薪割り作業が終わったものを全て日当たりのよい場所に移し替え、前と同じようにトタンで屋根をかけてやりました。

これでようやく伐採した時に木が倒れる場所を確保できた・・・と思いきや、一本の木が目に留まりました。

その木はちょっと細目で少し離れた場所に立っているのですが、倒そうと思っている木は高さがどう見ても10m以上はあります。

これだと、倒したときにこの木に引っかかっちまう可能性がありますね。

本番の予行演習もかねて、ついでにこの木も伐採しておくことにしました。

新しい刃はやっぱり違った

その木も、冬なので葉っぱもなく、何の木かはわかりません。

幹の太さは15cm程でしょうか。

予行演習には手ごろな太さの木です。

チェーンソーのメンテナンスもしたので、これを機に長年使っていた刃も新しいものに変えることにしました。

試しにそこらに転がっている木で試してみたのですが、その切れ味にビックリ。

こんなに違うものなのか!

切っているうちになんだか楽しくなってきちゃいました(笑)。

チェーンソーが挟まっちゃった

さて、玉切りによる試し切りも終わったところで、いよいよ伐採開始。

切りやすい膝くらいの高さにチェーンソーの刃を入れて行きました。

古い刃と違って気持ちいいくらいに切れていきます。

あとちょっとでぐるりと一周・・・といったところでやっちまった。

チェーンソーが噛んでしまったのです

ちょっと調子に乗りすぎたか(笑)。

しかし、こうなってしまうと後が大変

案の定、チェーンソーはビクともせず完全に抜けなくなってしまいました。

仕方がないのでロープを取り出して巻き付け、トラッカーズヒッチで近くにあった小さな木を利用し、滑車の原理で力が倍になるようにして引っ張ってみました。

でも、全く動かず。

こんな小さな木でも、人力ではビクともしないことが判明。

ウインチみたいなものを利用しないとダメですね。

ユンボがあればちょっと噛んだのと反対方向に動かしてすぐ抜けるのでしょうけど、残念ながらユンボは持ってないし

40分かけてチェーンソーを救出

仕方がないので、チェーンソーの周辺を手ノコでしこしこ切っていくことにしました。

終いにはノミまで持ち出してきて格闘すること40分

チェーンソーまで分解してようやく脱出成功。ヤレヤレ。

3月の下旬だというのに汗だくになってしまいました。

完全に倒すため、最後にもうちょっとだけ切ってやろうとロープを緩めた途端、自然に倒れていきました。

なんだ、もう切れてたんか。

しかし、今回のことで本番の40cm弱の太さの木を自分一人で切るのが思っていた以上に困難だということが分かりました。

ネットで伐採について再度いろいろ検索してみたところ、プロに頼んでも5m以上の木から料金が変わることが判明。

周りに10m以上の木を気軽に伐採している人が多いので分かりませんでしたが、これくらいの木はプロに頼んだ方がいいのかもしれません。

とりあえず、今年はこの木を伐採するのはあきらめることにしました。