スローライフ マンガと現実
スローライフ マンガと現実を比べてみたら
私の趣味の一つにマンガがあります。
といっても、描いたりは一切せずに読む専門なんですけど。
神戸に住んでいた頃は、週一ぐらいのペースでマンガ喫茶に通っていたのですが、今住んでいるところには何とマンガ喫茶なるものが一軒もありません。
田舎はどこもこんな感じなんでしょうね。
隣町の津山にレンタルビデオショップがあるので、今はそこで10冊まとめて借りて読んでおります。
ペースはぐっと落ちて、月に一度くらいの割合でしょうか。
あっ、もちろんマンガだけでなく小説とかも読みますよ。
でも、他人の妄想を覗き見るのはやはりマンガの方が面白いと思います。
「 異世界通販生活」を読んでみて
この店で「アラフォー男の異世界通販生活」というマンガを借りてきました。
内容は最近流行りの異世界物で、通販を使って稼いだ金でスローライフを送るというものです。
私がこれまでに体験したことと被る部分があるので、これからこのマンガを読んでいて気になった部分を書いてみます。
もちろん、私は異世界になど行ったことは一度もないですが(笑)。
まず気になったのは伐採のシーン
まず気になったのが伐採のシーンですね。
主人公が自分の家を建てるために邪魔な木を切り倒していくのですが、その中でチェーンソーを使うシーンがあります。
気になったのが持ち手。右と左が逆ですね。
右手には通常チェーンソーを回転させるためのスイッチがあるのですが、こんなところにスイッチがあるチェーンソーは私は見たことないです。
左手の位置もおかしいですね。
チェーンソーを正確に描いている漫画家さんはめったにいないのですが、この作者も結構いい加減な描写をしてます。
それでも、まだましな方でしょうか。
伐採初心者が経験する事
あと、初心者が伐採作業をすると、まず間違いなくチェーンソーが噛んで抜け無くなるという体験をします。
私も作業中にチェーンソーが噛んでしまい、木から引き抜くのに何度も大変な思いをしております(笑)。
チェーンソーが噛む時は本当に一瞬なので、伐採作業に慣れてこない限り避けようがないのではないかと。
このシーンをちょっこっと書いておけば、作品のグレードが一つ上がったと思うのですが残念ですね。
あと、初心者が伐採するとマンガの様にキレイに切れてはくれません。
どうなるかというと、裂けるのです、それも縦に。
裂ける時にかなりデカい音が近くでするので、気が弱い人なら失神するかも(笑)。
ユンボの描写がぞんざいすぎる(笑)
次に伐採した木の根っこを引き抜くのにユンボを使うシーンがあるのですが、そのユンボの描写がぞんざいすぎる(笑)。
アーム部分くらい写真でも見て、もうちょっとしっかりと描いてもらいたかったです。
運転席にカバーがついてますが、そのカバーも大きすぎますね。
しかも、このカバー付きタイプのユンボは、私はあまり見たことないです。
斜面を転がり落ちた時とかに、すぐに逃げ出せないからでしょうか。
マンガを見る限り、中古で120万円のユンボを購入しているのですが、大きさと値段が合わないような気がします。
まあ、中古ならピンキリなので探せばあるのかも(笑)。
でも、この値段でこの大きさなら、状態はかなり悪いでしょうね。
この家1カ月で建つだろうか?
次にキットハウスを購入して家を建てるシーンがあるのですが、基礎を作るシーンがこれまたかなりぞんざいに描かれています。
私も自分の家を造る時に基礎から造ったのですが、このシーンでは遣り方の様子を書いておけば良かったのにと思います。
また、この程度の大きさの家であれば、独立基礎で十分な気がします。
あと、基礎の大きさが家に比べると2周り位デカいですね。
しかし、ユンボがあってもこれだけの家をたった一人で1カ月で建てることはほぼ無理だと思います。
キットハウスだけなら十分可能だと思いますが、基礎も含めるとやはり3カ月は必要なんじゃないかと私は感じています。
ここは先に出てきた猫人達に手伝ってもらえばよかったのではないかと。
他にもまだまだ気になった点はあるのですが、まあマンガなんだし専門知識を持っている読者もそれほどいないだろうし、まあええやんといった感じなのですが(笑)。
まだ1巻しか読んでないので、これから先についても書いてみたい・・・
と思ってたのですが、2巻はスローライフに関わる話がなかったのでこれでもう終わりとします。