森の中楽給幸足生活

森の中でのDIY生活を綴っています

木造部分の床断熱工事

居間部分の床に断熱材を入れているところ

木造部分の床工事と水回りの穴あけ工事

今回は、木造部分の床にDIYで断熱材を入れた時の話です。

コンテナ部分の壁と床の断熱工事は、前回行いました。

木造部分の床にも、断熱材としてポリスチレンフォームを使用しました。

ただし、コンテナ側とは違い、木造部分には厚みが60ミリの分厚い断熱材を使用しました。

木造部分の断熱材の厚みを決める

前回、コンテナ部分の床工事まで済ませましたが、この勢いで木造部分の床にも断熱材を入れてやることにしました。

この段階では、コンテナ部分と木造部分には8cmほど段差が出来ていましたので、なるべく両方の高さを合わせるように分厚い断熱材を入れることにしました。

床面には、12ミリの合板を使うつもりだったので、80-12ミリで残りの高さは68ミリになります。 床の上には、さらにフロアクッションを敷き詰める予定だったので、その分の厚さを差し引くと断熱材の厚みは大体60ミリになります。

しかし、これだけの厚みの断熱材は売っていませんでしたので、30ミリ厚みのポリスチレンフォームを2段に敷き詰めることにしました。 またしても余計な手間がかかりますが仕方がありません。

床合板用の下地材を取り付ける

床面の合板を取り付ける下地材として、今回は45×60ミリの角材を使用しました。

今回も、下地材の取り付けにはネジと床用接着剤の両方を使用しました。 下地材も、今回は防腐剤を塗っておくことにしました。

防腐剤が乾いてから下地材に床面用の接着剤を塗ってやり、その後ですぐにねじで止めていきました。 取り付けピッチは、土台の床根太に合わせて303ミリ間隔で取り付けていきました。

この間に、303ミリでカットしたポリスチレンフォームを入れていきます。 但し、全面に入れたのは上側だけで、下側には要所にしか入れておりません

なぜかというと、施工する気力と経済力の問題ですかね(笑)。 家造りも、この頃になるとだいぶ情熱が無くなってきてましたので、断熱材を2段分切っていく気力がなかったのです。 (要するに面倒くさかった 笑)

下側にも全部入れるとなると、必要量も2倍になるので、それだけのコストをかけたくなかったというのもあります。 2倍にした場合の断熱効果も疑問でしたしね。

釘と接着剤で床合板を張っていく

階段の下地材部分断熱材を全て入れ終わったら、今度はその上に合板を張っていきました。 今回床を張っている部分は、居間にする予定でした。 居間の広さは、254×420cmです。

合板が、横が91cm幅が2枚+72cm幅が1枚、縦が182cm幅が2枚+56cm幅が1枚で、3×3で合計9枚必要になります。 56cm幅の分は、合板の端材を使用することにしました。

取り付けは、コンテナ部分の床と同じく、釘・ねじと専用の接着剤を併用しました。 接着剤を下地材に塗ってからネジで要所を仮止めし、全ての合板を取り付けてから釘打ちしていった点も同じです。

コンテナ側と違っていたのは、階段を取り付ける際の下地材を入れた事です。 コンテナの屋根部分は、屋根裏部屋として使用するつもりだったので、ここには階段を取り付ける予定でした。

その階段を固定するための下地材を、あらかじめ入れておくことにしました。 上の写真が、その下地材を入れた部分です。まぁ、下地材を2本追加しただけですね。

洗面所とトイレの排水口の穴あけ

さて、居間の床工事を終えた後、今度は洗面所とトイレの床工事をすることにしました。 この部分は居間に比べると狭いので、時間はそれほどかかりませんでした。

ただ、給水管と排水管を入れる穴を開けてやらなければならないので、その部分だけちょっと手間取りました。 給水管は穴が小さいのでそれほどでもありませんでしたが、排水管は少し難しかったです。

特にトイレの排水管はΦ75と大きく、しかも穴の位置をあらかじめ埋設していた浄化槽へと続く排水管との取り合いも考えなければならないため、ちょっと手間取りました。

排水管を埋設する際に、位置がなるべく合うようにしたつもりだったのですが、案の定少しズレてしまってましたね。

トイレの排水管は、洗面所の排水管とつなげていましたので、いまさら位置を変更するのも大変です。 プロは一体どういう方法で合わせているのか気になるところですが、とりあえずトイレの穴と埋設した排水管とを接続するパイプで何とかするしかなさそうです。

幸い、45度の角度のエルボを2つ繋ぎ合わせるとちょうどトイレの穴の真下に来る事が分かったので、この部分はそうやって取り付け位置を微調整してやりました。

洗濯機用の排水口の穴開けと洗面所の床工事

洗濯機用の排水口部分の穴あけも、ちょっと手間取りました。 ここは、トイレと同じくらいの大きさの穴をあける必要がありました。

トイレの時もそうでしたが、この部分の穴あけはドリルの先に自在錐を取り付けて穴あけしました。 手間取ったのは穴あけ作業そのものよりも、穴あけの位置を決める事ですね。 設計図を見ながら、買ってきた洗濯パンを置いてみて、どのくらいの余裕を持たせるか考えてから位置決めをしました。

洗濯機用の排水口には専用のものがあり、洗濯パンにどの製品を使用するかで違ってきます。 この部分は、塩ビ管をそのまま出しておくだけでも別に良かったのですが、洗濯パン用の穴に塩ビ管が出ているだけではちょっと貧乏くさい感じがしたので入れておくことにしました。

穴あけ以外は、居間部分の床工事と同じです。 ここにも、60ミリ厚みのポリスチレンフォームを敷き詰めてやりました。