水道管凍結顛末記4
水道用の断熱材を付け替える
既設の塩ビ管(灰色)の断熱材を取り外し、それを今度埋設するポリエチレン管に取り付けていきました。
既設の断熱材にはビニールテープがグルグル巻きになってます。
巻き取っていくのは面倒なので、カッターで一気に切り裂いていきました。
テープの巻き方が良かったのか、思ったほど劣化してませんでしたね。
これなら買い直す必要はなかったかも。
交換用のポリエチレン管に取り付けてみましたが、塩ビとポリエチレンでは外径に差があるのかちょっとスキマが開いてしまいます。
さて、どうしようか?
隙間はシリコンで埋めていきました
隙間の幅は最大でも5ミリほどだったので、使いかけのシリコンを使って埋めていくことにしました。
使用期限の迫ったシリコンの処理にもなるので一石二鳥です。
ちなみに、シリコンは未開封でも年月が経つと固まって使えなくなってしまいます。
私も、つい最近になって初めて知ったんですけどね(笑)。
未開封でもこんなに固まっちゃうんだって。
シリコンで埋めていく前に、要所だけビニールテープでキツ目に巻いておきます。
付け替え後はビニールテープで防水
シーリングの時と違ってマスキングもならし作業もないので楽なもんです。
でも、10mも距離があるとさすがに腕がだるくなってきますね。
隙間を埋めたら乾くのを待って、それから今度はビニールテープでグルグル巻きにしていきました。
このビニールテープも使いさしの古くなったものを巻いていきました。
10mもあるとさすがに足りないので、その分は新たに買ってきましたけれども。
今回は、この作業に一番時間と手間を取られました。
なにせ、大雨が降るとトンネル内は水で溢れて満水になり完全に水没してしまうので、水が入り込まないように念入りにまく必要があるのです。
接続菅でポリエチレン管をつないでいく
断熱材を全て巻き終わったら、今度は接続工事です。
ポリエチレン管をトンネルに通したら、まずはトンネルの出口付近にある家側の接続菅から繋いでいきました。
この部分には既設のポリグリップを使いました。
Φ25とΦ20の異形管をつなぐ継ぎ手です。
ポリグリップは、配管を入れてから締め付けるだけなので施工は簡単です。
但し、一遍配管を入れると抜けなくなるのでやり直しがきかないんですけど。
ポンプにポリエチレン管をつなぐ
それから、今度はポンプ側の接続をしました。
こちらの方を先にした方が良かったのかもしれませんが、やりやすい方から先にやってしまいました(笑)。
こちらは直接つなぐのではなく、一度エルボに接続してからにしました。
そうしないと地面まで埋設するまでの露出部分の距離が長くなり、草刈りの時に間違って切ってしまったり、あるいはポンプのメンテの時に足を引っかけるんじゃないかと思ったからです。
結論から先に行ってしまうと、エルボをつける必要はなかったと思います。
ポリエチレン管って、思っていたよりも柔軟で曲げやすかったからです(笑)。