水道管凍結顛末記5
ポリエチレン管に金属製エルボをつける
さて、ポリエチレン管に取り付けたエルボですが、今回はポリグリップではなくて金属製のモノを使うことにしました。
値段はそれほど違わないのですが、売っている店がほとんどないんですよね。
つまり、入手しにくい。
今回はすでに1週間断水の憂き目にあっているので、なるべく早く工事を終わらせたかったのです。
なので、ポリエチレン管を売っていた店で買うことにしました。
初めての挑戦うまくいかず
その金属製のエルボなのですが、これを使うのは今回が初めてでした。
施工説明書なんて気の利いたものは入っておらず、ビニール袋に入っているだけのシロモノでした。
素人が施工することなんて全く考えていないんでしょうね。
それでも、ポリエチレン管につないでからねじを締めるだけだろうと最初は高を括っておりました。
しかし、現場に持ち帰ってから取り付けようと何度やってもねじがうまく締まってくれないんです。
それどころか、配管をハメるだけでも一苦労。
ポリグリップとえらい違いですね。
ようやくハマったので試しにポンプを動かしてみたのですが、配管に圧力がかかった途端に派手に漏水しやがりました(笑)。
もう日も暮れかかってきたので、今日はあきらめて明日にすることに。
ヤレヤレ、今日も水が出なかったか・・・
施工方法が間違っておりました
その日の夜、ネットでポリエチレン管のエルボの施工要領書を調べてみました。
その中に図付きで説明しているものがあったので読んでみると、どうやらインカムと呼ばれる部品を先にポリエチレン管に打ち込む必要があったみたいですね。
ネジを締めていけば勝手に入っていくものだと思ってました(笑)。
ポリグリップに買い直そうかと思っていたのですが、これならその必要はなさそうです。明日早速試してみよ~っと。
ポリエチレン接続菅の施工時の注意点
インカムを打ち込む前に、周辺部品を先に通しておきました。
あらかじめこうしておかないと、もう入れる事が出来ません。
菅の反対側から入れられれば良いのですが、今回の様にトンネル越しに10mも先では不可能になってしまいます。
コレ、やり忘れて最初からやり直しになる人は結構いるんじゃないでしょうか。
何度もやっているプロなら、一度もそんなことはないんですかね。
部品を先に通してから、テント用のゴムハンマーでインカムをポリエチレン管に打ち込んでいきました。
ちょっとだけ打ち込みにくい印象でしたね。
今度はスンナリ取り付けられました
それからエルボ本体にハメ込んでネジを締めていきました。
昨日と違ってあっという間でしたね。
こんなに違うもんかと思いましたとも。
ネジを締めつけてからポンプを稼働させてみました。
ちなみに、ポンプ側の接続には既設のポリグリップを使用しました。
最初はOリングがうまくハマらずに失敗しましたが、付け直してから試してみるとうまくハマってくれました。
これにて水道管取り換え作業完了です
全て終わったところで早速ポンプを動かしてみました。
これで何度目だろ(笑)。
ポンプが止まったところで、家までたどりながらチェックしていきました。
漏水等どこも異常なしです。
家までたどり着いてから洗面所の蛇口を開けたところ、以前と同じように水が出てくれました。
ヤレヤレ、これでようやく工事完了です。
結局、配管工事に3日間かかってしまいました。
一日で終わるはずだったのになぁ(笑)。