水道管凍結顛末記2
凍り付いた地面を掘り返して水道管を出す
ある程度水が出ない原因の範囲が特定できたので、今度は水道管を掘り出してみることにしました。
つるはしで掘ってみたのですが、地面が凍り付いていて先っぽがほとんど刺さりませんでした。カーンやて(笑)。
なんとか10cmほど掘ってみたのですが、掘らなければならない区間は10m程もあります。
こりゃ~融けるまで待った方が良さそうですね。
仕方がないので地面に農業用の黒い寒冷紗をかけて融けるのを早めることにして、この日は作業を中断することにしました。
今度はポリエチレン管を使用
次の日は3日目になりますが、一向に地面が融ける気配がありません。
仕方がないので、先に交換用の水道用パイプを買っておくことにしました。
今まで、ポンプの出口は塩ビのパイプを使っていたのですが、度々破裂するので今度は破裂の心配のないポリエチレン管を使うことにしました。
今回破裂しただろう区間では今まではなかったのですが、仮設のトイレに使っていた塩ビのパイプは寒波のたびに割れていたのです。
HIの塩ビ管の方が凍結には強いらしい
今まで私が使っていたのは塩ビ管の中でも灰色のやつで、値段の一番安いタイプのモノでした。
これよりもちょっと値段が高いのですが、紺色のHIと呼ばれる塩ビ管がありまして、こちらの方が凍結には強いみたいです。
最初に塩ビ管を買おうとした時に、「なんで2種類あるのだろう」と思っていたのですが、よく調べずに安い方を選んでおりました。
店頭にも特に違いを説明する案内もなかったですしね。
HI用の接着剤が寒波のため売り切れ
ポンプの吐出口のサイズがΦ25なので、Φ25のポリエチレン管が欲しかったのですが、最初に行ったホームセンターには売ってませんでした。
ネットで調べても出てこなかったので、多分存在しないのだろうと思いΦ20のポリエチレン管を購入することに。
吐出部分はHIの塩ビ管を使って接続菅でつなごうと考えていたのですが、HI用の接着剤が売ってませんでした。
どうも今回の寒波であちこちで水道管の凍結が起こったらしく、それが原因でどの店に行っても在庫切れを起こしていたようです。
仕方がないので、選ぼうと思っていた部材をすべてキャンセルせざるを得ませんでした。さて、どうしよう(笑)。
Φ25のポリエチレン管見~つけ
近くのホームセンターに行ってみたところ、なんとΦ25のポリエチレン管が置いてあるではないですか。
長さは20m程で良かったのですが、店員さんに聞いてみた所、販売はどのサイズも30mで長さは統一されているようです。
仕方がないので、30mのモノを買うことにしました。
でも、これであちこち接続菅を使ってつなぐ手間は省けます。
この他にΦ25のエルボを買って帰ってきました。
水道管を掘り起こしてみた結果
4日目にしてようやく地面が融けてきたので、配管を掘り出してみることにしました。
その前にポンプを試しに動かしてみたのですが、相変わらず水は出ないままです。
トンネルに入る直前の部分は埋めている深さが浅いので、まずは一番怪しいこの部分から掘ってみることに。
しかし、配管は全く壊れていません。
埋めた時のまんま。
いや、埋めた当時の事まではそんなに覚えてないんですけどね(笑)。
振り出しに戻る
「それならば、まだ地面が凍り付いたままのポンプの出口近くなのでは」と掘ってみましたが、こちらの方も全く壊れていませんでした。
時々、つるはしの手ごたえが違う所があって、その度に「ここか?」と思うのですが、単に石に当たっていただけでした。
全部掘り出してみたのですが、結局どこも壊れていませんでした。
アレー それではどこが原因なんだろ?
振り出しに戻ってしまった感じですね。