森の中楽給幸足生活

森の中でのDIY生活を綴っています

給湯器の設置と水道管との接続

給湯器もDIYで使えるようにしました

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設置した後の我が家の給湯器
今回は、自宅の給湯器を自分で設置した時の話です。

前回は、どのメーカーのどの製品を使うのかを決めた時の話と、それをどこから買うのかという話を書きました。

今回は、選んだ給湯器と石油タンクが届いてからの話です。

普通は給湯器の設置も業者さんに頼んでやってもらうと思いますが、私は給湯器の設置も自分でやることにしました。

といっても、水道管を接続して電源を入れてやっただけなんですけどね(笑)。

給湯器専用の据え置き台を作る

給湯器ダンボールに入った形で家に届きました。 ガタイが590(W)×900(H)×295(D)と結構大きいので、段ボールから出すだけでも結構大変でした。重量も36kgと重いですしね。

石油タンクの段ボールも大きかったのですが、こちらは軽いので簡単に出す事が出来ました。 石油タンク本体と、それを支える足が別々の形で梱包されていました。

給湯器を載せる台にはちゃんと基礎を作り、その上にブロックを固定してからさらに土台をのせ、その上に合板をのせる形で専用の据え置き台を作りました。 この据え置き台を作ってから、その上に給湯器を載せてやりました。

給湯器を載せてから地震などでズレてしまわないように角材で固定し、さらに屋根までつけてやるつもりだったのですが、未だに実現できておりません(笑)

現在は、トラックの荷物用の固定バンドで縛り付けてあるだけです。

給水管を接続する前に行った事

さて、給湯器をDIYで作った専用台に載せた後、今度は水道管を接続する事にしました。 まずは、給水管の位置合わせからです。

なるべく据置台から離れていない位置で、なおかつ給水工事がしやすい距離を最初に見定めました。 大体30cmぐらいが良さそうでしたので、この位置に給水管が来るように延長工事をしてやります。

しかし、その前に給水管を埋めるための溝を掘ってやらなければなりませんでした。 距離にしてわずか4mほどなのですが、コンテナの下に潜り込んでの作業となりますので、出来ればやりたくない作業ですね。 といっても、私以外にやる人はいないのでそうも言ってられません。

40cmほどのコンテナ下の隙間に潜り込んで、コツコツ穴を掘ることにしました。

既設の水道管を延長してやる

隙間での作業はつるはしが使えませんので、バール(釘抜き)園芸用のスコップを使ってちょっとづつ穴を掘っていきました。

穴の深さは10cm程ですね。うちは地盤が固いので、これだけ掘るのでも一苦労です。 掘削工事を終えたら、いよいよ給水管を接続していきます。

水道の元栓を締めてから、止水キャップで止めていた菅の先端を塩ビカッターで切り落としてやり、それからVP20を接続していきました。

塩ビパイプの接続は、接着剤をつけた時とつけなかった時で若干長さが違ってきますので、狙い通りの位置に正確に持ってくるにはある程度の経験が必要ですね。

私は、これまでに何度も失敗しながら経験していましたので、この工事の頃には割と狙った位置に持って来る事が出来るようになっていました。

給湯器側の水道管を接続する

給水管の延長工事が済んだので、今度は給湯器側の配管工事を行いました。

購入した給湯器の水の入り口の大きさはΦ20でしたので、VP20のメスネジをまず接続しました。 この部分には、エアチャージ栓と呼ばれる部品が付いています。 給水管から上がってくるゴミを取るためのモノの様ですね。

止水テープを給湯器側の入り口に巻いてやり、それからメスネジの接続管を捻じ込んでやりました。 それから、30cmちょっとの長さに切断したVP20を接着剤で接続していきました。

給湯器自体にも、給水側に止水栓をつけた方がメンテナンスがやりやすいので、地面から50cmほどのところに止水栓を取り付けてやりました。

この止水栓付きのVPパイプを、給湯器側と給水パイプの延長側にそれぞれ接着剤で接続すれば終わりです。 でも、接着剤をつけた時にどれだけVP管に入るのかをよく見極めないと、長すぎたり短すぎたりになってしまうので、この部分は特に慎重に長さを測ってやりました

給湯器の出口側の配管工事を行う

水道管との接続が終わりましたので、今度は給湯する側の配管です。

出口側の給湯管からはポリエチレン管で接続しようと思っていたのですが、給湯器の出口側も大きさがΦ20でしたので、これに合うポリエチレン管専用の接続部品がありませんでした。

正確に言うと、無かったのか部品が思っていた以上に値段が高かったのかのどちらかです(笑)。 いずれにせよ、出口側は塩ビ管を途中まで使用することにしました

塩ビ管と言っても、今まで水道用に使っていた塩ビ管(VP)ではなくて温水専用の塩ビ管です。 通常の塩ビ管がねずみ色なのに対し、温水用は茶色です。 専用の接着剤も違うので、この部分だけのために買うのはちょっとためらいましたが仕方がありません。

コンテナ下までこの塩ビ管を引っ張った後、ポリエチレン管用の分水器にオスネジでつなげてやりました。 ここからは、ポリエチレン管を台所・洗面所・風呂場2カ所の計4カ所に向けてそれぞれ引っ張って行きました。

ポリエチレン管の分水器は結構重たかったので、専用台を作ってコンテナに取り付けてその上に置いてあります。 ここから先は、それぞれの設備が出来上がってからになりますので、この段階ではここまでで終わらせることにしました。

排水管とオーバーフロー管の接続をする

さて、購入した給湯器には背面にも配管が必要でした。 図面を見てみると、どうやら貯湯タンクのオーバーフロー菅のようですね。

出口につける専用の部品を取り付けた後は、その先に塩ビ管を繋いでやりました。 ここの配管は今までと違って一回り細い管でいいみたいですね。 私は、VP13を繋いでやりました。

さらに、貯湯タンクにはメンテナンス用のドレイン菅(排水管)も付いていました。ここもVPの13です。 この2本の管は、浄化槽につないだ排水管に落としてやりました。

給湯器の配管工事は、これですべて終わりです。 あとは、冬に備えて給水管に断熱材を巻いておくことにしました

温水側は必要ないかと最初は考えていたのですが、常時温水が流れているわけではないので、念のためにここにも断熱材を巻いておくことにしたわけです。

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