森の中楽給幸足生活

森の中でのDIY生活を綴っています

引っ越し作業もDIYで格安にすませました

f:id:torejariba:20210616211727j:plain
引っ越しに使用した軽トラ

田舎へ引っ越して来た時のよもやま話

仮住まいとしてコンテナハウスをつくり、水を引き込む場所も出来たので、いよいよこちらに引っ越すことにしました。

といっても、この時はまだライフラインが一切なく、しかもこの時はまだ神戸で仕事をしておりましたので、引っ越すかどうかはちょっと悩みました。

幸いというか残念ながらと言うべきか、この頃から仕事量が減り始め、毎日通勤しなくても良い状態になっておりました。

早くこちらで生活したかったという事もありますし、なによりも家賃がいらなくなるという点でもメリットがありましたので、ここは思い切って引っ越してしまう事にしました。 まぁ通勤は大変になってしまったのですがね(笑)。

4月からは新年度も始まるので、それまでに引っ越しできるように3月の末から作業を開始しました。

軽トラに荷物をたくさん積めるように準備する

引っ越し費用を節約するため、引っ越し作業は業者には頼まず、すべて自分でやることにしました引っ越しもDIYで・・・という感じです。

去年の12月に、車を普通車のデミオから4WDの軽トラックに替えていましたので、これですべての荷物を神戸から運び出すことにしました。 かかった費用は、高速代とガソリン代だけです。多分、1万円までかかっていないと思います。

まずは、部屋のレイアウトを決めるベッドや本棚などの大型家具から運び出しました。

荷物をそのまま載せただけでは、運搬中に隙間から荷物が落ちてしまう危険性もありますし、何よりもあまり載せられなくなるので、ここはちょっと一工夫しました。

といっても、軽トラの荷台の三方を合板(サブロク板)をのせて囲ってやっただけです。 サブロク板(1820×910ミリ)は、サイズが調度軽トラの荷台に合うので使い勝手が良かったですね。

最初に両サイドに合板をのせ、あとは荷物を積めるだけ積んでから最後に後ろに半分に切断した合板を立ててやりました。

運搬中に雨が降ってきても大丈夫な様に上からブルーシートをかけ、この状態でロープで頑丈に縛り上げました。

これだけでも、随分と荷物が安定しました。ロープが切れない限り、荷物が落ちることはまずないでしょう。

1人暮らしでも荷物は結構あるものです

安アパートの部屋の中

      荷物を運び出した直後

さて、神戸で荷物を積んでから、その日の夕方に出発しました。

初日は阪神高速を使い、姫路バイパスを通って龍野から北上するルートを取りました。 岡山に着いたのは、20時頃になりました。

既に辺りは真っ暗になっていましたが、ヘッドライトをつけて大きなものだけ運び入れることにしました。

この日は早めに寝て、明日に備えることにしました。

次の日の朝、残りの荷物をコンテナハウスに入れ、ざっと片づけをしてから昼前にはこちらを出発しました。

ルートは来た時と同じルートです。

昼過ぎに神戸に着いてから、再び引っ越し作業を始めます。大型の家具や家電は既に運んでいましたので、この日は本などのダンボール詰めが主な作業でした。

ダンボール詰め作業に時間が掛かり、また重い荷物が多かったので、この日は全ての作業を終わらせたのが19時頃になってしまいました。

20時少し前に神戸を出発。今回は荷物が多かったので、万一のことを考えて交通量の少ない道を取ることにし、神戸から北上して中国道を使うことにしました。

こちらの方が高速代はかかりましたが、断然楽でしたね。 ただ、神戸のキツい山越えを荷物満載の軽トラで上がるのはちょっと心配でしたが、スピードが出なかっただけで後は普段通りでした。

高速に入っても80kmが精一杯で、ちょっと気を抜いたり上り坂になったりすると、すぐに60kmぐらいまでスピードが落ちてしまいました。

そんな調子だったので、この日は現地に着いたのは夜中の0時近くになってしまいましたが、それでもいつもと比べて20分ほど余計にかかっただけでした。

荷物を運び入れる気力もなかったので、この日は荷物をそのままにして寝てしまいました。

すぐに荷下ろしをしなかったツケ

次の日の朝、早速荷物を下ろそうと軽トラを見てみると、何と後ろのタイヤがパンクしていました。

どうやら、荷物が思っていたよりも重かったようで、一晩耐えられずにパンクしてしまったようです。 中古で買ったオンボロの軽トラだったので、もともとタイヤも古かったのかもしれません。

タイヤをよく見てみると、全てのタイヤの裏側にヒビが入っていました。 こんなことなら、無理にでも昨晩荷物を下ろしておくべきだったと後悔しましたが、後の祭りです。

荷物をすべて降ろした後で、パンクしたタイヤをスペアタイヤに交換し、その後で恐る恐る軽トラを運転して近くの自動車部品屋まで行ってタイヤをすべて交換しました。

予期せぬ出費も痛いですが、この作業にかかった時間も痛かったです。トホホ・・・

結局、出発するのが15時頃になってしまい、神戸に着いたのは夕方になってしまいました。 予定では、昨日と同じく今日も荷物を積んで出発するつもりでした。

3月末までに出ていくと大家さんに言ってありましたので、それまでに引っ越しを終わらせなければならなかったのです。 あまりゆっくりはしていられなかったのですが、すっかり疲れ果ててしまったので、この日はもう休むことにしました。

3回目の荷造りと梱包作業の後で移動

さて、気を取り直して次の日の朝からまた引っ越し作業に取り掛かりました。

大きな荷物は、前回の2回であらかた運んでしまったので、あとは小さな荷物だけです。 それでもいざ積み始めてみると、あっという間に荷台はいっぱいになってしまいました。

荷物はまだ少しだけ残っていましたが、引っ越しに関わる各種手続きがまだ残っておりましたので、どうせもう一度こちらには来なければなりません。残りはその時に運んでしまう事にしました。

予期せぬハプニングもありましたが、最終日の31日にはなんとか間に合いそうです。

3回目は、15時頃には出発できました。荷物が軽いので、今回も阪神高速から北上するルートを取りました。

しかし、今回は明石を過ぎたあたりで渋滞につかまってしまいました。 結構激しい渋滞でしたので、予定を変更して加古川で一旦降りてから北上し、中国道に乗るルートを選びました。

予定よりも少し時間が掛かってしまいましたが、19時頃には岡山の現地に到着できました。 今回は、すぐにコンテナハウスに荷物を運びこみました(笑)。

いよいよ自然の中での暮らしスタートです

次の日の朝、再び神戸に向けて出発しました。

こう連日引っ越し作業をしていると、さすがに疲れがたまってきますね。 睡眠時間は十分なはずでしたが、居眠り運転などしないように、ずっとガムを噛みながら運転していました。

神戸に着いてから、ライフラインの手続きや大家さんへの最後の挨拶など、必要なことを済ませました。 この日は実家に一泊して、翌日岡山に向けて出発しました。

引っ越しする前は、2往復ぐらいでいけるだろうと考えていたのですが、思っていたよりも荷物が多くて、結局4往復することになってしまいました。

さて、これからいよいよ本格的に自然の中での暮らしが始まることになります。