森の中楽給幸足生活

森の中でのDIY生活を綴っています

田舎暮らしの良いトコ・悪いトコ2

田舎暮らしの良い所アレコレ その2

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棟梁の飼っている山羊の親子
今回も、田舎暮らしの良い所を書いてみたいと思います。

前回は、環境の事について書いてみましたが、今回はそれ以外に良い部分を思いつくままに書いてみます

冒頭の写真は、昔棟梁が飼っていた山羊の親子です。

残念ながら、私は山羊はおろか犬すらも飼っていません(笑)。

交通渋滞に巻き込まれる事がほとんどない

田舎は人口が少ないため、交通渋滞にあう可能性がかなり低いです。 地域性もあると思いますが、私はこちらに来てから渋滞につかまってイライラしたことはほとんどないです。

私の家からお隣の津山市まで、週1ぐらいの割合で車で買い物に出かけるのですが、距離は片道14km程ありますが20分で着いてしまいます。

途中、信号機は5つほどしかありません。 しかも、山を下りてから最初の信号機までは8km程ありますので、工程の半分には信号機はないことになります(笑)。

その山道を走っている時は、すれ違う車もほとんどなく、前後を走る車もほとんどない状態が続きます。 こんな状態が普通ですので、仕事で神戸に帰った時には、いつも交通量の多さにイライラしておりました。

田舎では、車がないと生活が大変に不便ですが、渋滞がないというのは良い所のひとつだと思います。

満員電車に乗らなくてもよい

あと、満員電車に乗る必要がないのもいい所ですね。 というか、電車自体がほとんど走っていないんですけどね(笑)。

私は東京と大阪で働いていたこともあるのですが、朝はいつもギュウギュウの満員電車で通勤しておりました。

大阪はまだ耐えられるレベルでしたが、東京は我慢できないくらい毎朝混んでいましたね。 会社に着いた頃にはもうヘトヘトという状態。一仕事終えた気分でした。 さらに、ここから毎日の勤務が始まりますので、今思い出すとちょっとゾッとします。

今から20年以上も前の話ですが、満員電車のこの状況は変わっていないのでしょうね。 毎朝、満員電車に揺られて通勤されている皆様方、本当にお疲れ様です

こちらに来てから、電車に乗る機会はほとんどないのですが、車に乗っている時に踏切に引っかかって通り過ぎる電車を見る機会がたまにあります。車両は大抵1両だけです。

そして、どの時間帯でも電車の中で立っている人を見たことがないです(笑)。 昼の時間などは本当にガラガラなので、そりゃ赤字にもなりますわね。

ペットを好きなだけ飼える

じゃれあう2匹の犬

私が動物を何も飼っていないことは前述しましたが、棟梁の様にたくさんの動物を飼うために田舎に引っ越してくる人も珍しくないです。

体験塾の話の時にも書きましたが、棟梁は犬や小鳥など都会でも飼える動物以外にも、山羊や馬、烏骨鶏ホロホロ鳥なども飼っています。

棟梁はかなりの動物好きで、ここまで好きな人もそうはいないと思います。 今でも十分多いと思うのですが、昔はもっとたくさんの動物を飼っていたらしく、その中にはもいた事があるとか。エサ代だけで、月に100万円かかったと語ってくれました(笑)。

それはともかく、山羊や馬などの大型の動物は田舎でないと飼えないと思いますし、鶏やホロホロ鳥などもうるさいので、田舎でないとなかなか飼えないと思います。

動物が自由に飼えるという所は、動物好きの人にはたまらない魅力なのではないかと思います。 まぁ、私はまだ全く享受していないのですがね(笑)。 動物は好きなので、いずれ犬か猫を飼おうとは思っているのですが、山羊や馬まで飼ってみたいとは今のところ思ってません。

夜空(星空)がキレイに見える

夜空(星空)がキレイに見えるというのも良い所ですね。

私は高校時代に山岳部に所属しておりまして、槍ヶ岳に登ぼろうとしたことがありました。 その麓でキャンプをしていた時に、なぜだか夜中に急に目が覚めてしまいました。 その時に、上の方がなんだか明るいので見上げてみると満天の星空が広がっていました

えっ、星ってこんなにあるの!とビックリするくらいの星空です。 50年ほどの今までの人生を振り返ってみても、あれほどの星空を見たのはこの時だけです。

現在住んでいるところでは、それほどの星空を見ることは出来ないのですが、それでも冬の雲と月のない日には結構な数の星空を見る事が出来ます

印象深かったのは、こちらに来て初めて自分のモノとなった土地に泊まった時のことです。 その日はきれいな満月が出ておりました。

今まで何度も見てきたお月様なのですが、なぜだかその時は妙にリアルにその存在を感じました。 遠くに見えるだけで触ることも出来ないけれども、確かにあそこに存在しているんだよな・・・。 言葉や文字では言い表せない感じです。

なんとなく見ているのではなく、自分の周りに確かに存在しているという感覚。 これまでに感じたことがない感覚でしたので、今でも非常に印象に残っています。

大音量を出しても問題ナシ

わが家の周辺に家がないことは前述しましたが、家がないという事は大きな音を出しても平気だという事です。

夜遅くまで宴会して騒ごうが、ギターやピアノなどの楽器を演奏しようが、苦情が来る事はまず考えられません。 なにせ、周りに人がいないのですから(笑)。

うちで夜宴会したことはまだ一度もないのですが、大音量で音楽を聴くことはよくあります。 こちらに引っ越してきたばかりの時は、まだ都会で生活していた時の癖が抜けず、音量を下げて聴かないとなんとなく落ち着かなかったのですが、今では平気になってしまいました。

うちから300m程離れた所にログハウスに住んでいる人がいまして、オカリナの演奏が趣味のひとつらしいのですが、その音色を聞いた事はありません。

自分の家から出る音を気にしなくて済むというのは、田舎暮らしの良い所ですね。