森の中楽給幸足生活

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コンテナハウスの内装工事2 天井材を張る

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石膏ボードをパテ埋めした後の様子

石膏ボードの仕上げと天井材の取り付け

壁に石膏ボードの取り付けが完了したので、次は天井に石膏ボードを取り付けていきました

今回は、その時の様子を書いていきたいと思います。

写真は、仕上げのパテ埋め作業をした壁の様子です。コンテナハウスの石膏ボードは、未だにこの作業をしていないので、これは本宅の屋根裏部屋の壁の様子です。

この仕上げ作業をした後で、壁紙を貼っていきます。

石膏ボードの仕上げ作業

前回までで、壁に石膏ボードを全て取り付けました。本来ならば、ここで仕上げの作業にはいります。 石膏ボードの上には、たいてい壁紙を貼ったり珪藻土などを塗ったりして仕上げていきます。

でも、その前に石膏ボードの凸凹を均してやらないと仕上げに差が出てくるので、通常はパテ埋め作業をしてやります。 このやり方を、ジョイント工法と呼ぶみたいです。

石膏ボードの継ぎ目と、ねじ頭部分をパテで埋めていった後で継ぎ目部分には専用のファイバーテープを貼り、その上からテープが隠れるまでまたパテで埋めていきます。

ファイバーテープもパテもホームセンターで手に入ります。パテも専用のモノがあり、大きなホームセンターでないと、なかなかお目にかかれない代物です。

パテと言うと、ゼリー状のものを思い浮かべる方も多いかもしれませんが粉状のモノです。水で溶いて、ちょうどいい硬さにします。 これをヘラを使って塗っていき、固まってから紙やすりなんかで均していきます。

パテ埋め作業は地味で面倒な作業ですが、慣れてくると割と楽しい作業です。

最初は、この専用テープを貼るのはつなぎ目を強化するためだと思っていたのですが、凸凹をなくすという意味合いの方が強いみたいです。

しかし、今回はこの仕上げ作業をやりませんでした。なぜなら、電気配線が入れられなかったので、後日電気工事を行った後でやるつもりだったからです。

残念ながら、未だにここの仕上げ作業はやっていません(笑)。 というのも、本宅の工事が全て終わってから、こちらのコンテナハウスも大々的にリフォームしてやるつもりだからなのですね。

天井には専用の石膏ボードを取り付ける

次に、天井部分に石膏ボードを取り付けていきました。天井には、専用の石膏ボードがあります。通常の石膏ボードよりも軽く、大きさも910×455ミリと小さいのが特徴です。 これより、一回り大きい910×910という天井用石膏ボードもあります。

表面には変な柄が入っており、白い紙が貼ってあるのも通常の石膏ボードとは違う点でしょうか。この柄は、何のために入っているのか未だによく分かりません。デザイン的な物なのでしょうか?

プロ用のホームセンターに行くと、柄も数種類置いてあるのですが、今回はよく使われる汎用タイプのものを使うことにしました。

取り付けるのも、軽天ビスという専用のねじを使いました。ねじ頭が白く塗装してあるので、取り付けた時に目立たないようになっています。

しかし、いくら軽いとはいえ、一人で取り付ける時には何かで固定してやらないと、インパクトドライバーを持つことさえも出来ません。二人以上いれば、誰かがおさえておいてからねじ止めできるんですけどね。

天井用突っ張り棒

面倒でしたが、突っ張り棒を改造して上の写真の様な道具を作りました。

突っ張り棒の先に60cm程の長さの胴縁の端材を取り付け、そこに天井材を傷つけないための緩衝材を付けてあります。この部分には、断熱材に使ったポリスチレンフォームの端材を使いました。 これで天井材を押し付けてからねじ止めしていきました。

最初は、長さ調節がうまくいかずに苦労しましたが、コツをつかんでからはサクサク張っていけるようになりました。

天井用石膏ボードを取り付けた際の問題点

PB用ボードの穴

さて、石膏ボードをねじ止めする際にちょっと問題が発生。

胴縁の幅は45ミリあるのですが、ここに天井ボードを2枚留めないといけませんので、中心線までの22.5ミリの間に石膏ボードを止めないといけないんです。

ねじの頭だけでもミリ程ありますので、この幅でねじ止めするのは結構大変です。 あまり端っこで止めようとすると、石膏ボードは脆いのですぐに欠けてくるんですね

プロはどうしているのか気になるところでしたが、とりあえずこれで付けていかないとどうしようもないので、欠けてしまったところはネジを打ち直して作業を続けていきました。

上の写真は、ボードが欠けてネジがきかなくなってしまい、仕方なしにやり直したところです。最初にネジを打った所が穴になって残っているのがわかると思います。

この部分は、10年以上経った今でもそのまま放っておいてあります。天井もいずれリフォームする予定なので(笑)。

天井材をまっすぐに張る方法

天井 すき間

もう一つ問題だったのは、天井材をまっすぐに張る事でした。

初めは端に沿って入れていけばいいと考えていたのですが、そうすると、天井材が入り口から見て斜めについているように見える可能性がありました。

入り口と奥側の長さを測ってみると、数センチですが微妙に違っていたからです。

そこで、入り口と奥側の真ん中を測って中心点を出し、その線を結んでコンテナの中心線を出しました。この中心線を基準にして天井材を張っていけば斜めに見えることはないはず。

そう考えて天井材を貼っていったのですが、そうすると今度は端っこに微妙な隙間が出来てしまいました。コンテナの歪みがこんな所に出てきてしまったようです。

片側は、20センチほど余裕があるので調整できますが、もう片側が少しづつズレていってしまい、最終的には2cmほどの隙間が出来てしまいました。 上の写真に写っているのが、その隙間です。これはこれで非常に不細工ですよね。

さて、一体どちらのやり方にしたほうが良かったのか、今でも分かりません。

ちなみに、下に写っている黒くて横長に見えるモノのが、入り口のシャッターを収納する為のレールです。このレールに沿って、シャッターが稼働するようになっています。

入り口の天井をどうしようか?

さて、入り口付近まで天井材を取り付けている時に、ふとあることに気が付きました。

私が購入したコンテナは、入り口がシャッター状になっていることは前にも書きましたが、このシャッターを開けると天井が隠れてしまうんです

この頃は、まだドアをつけるかどうか悩んでいた時であり、日中はシャッターを開け放ったままの事が多かった時期でもありました。

要するに、開け放ったままの時でも天井が付いているように見せたかったわけなのですが、そのためにはどうしたらよいのか分かりませんでした。

仕事帰りに遊びに来た棟梁に聞いてみると、2重天井にするしかないだろうと言われました。シャッターの下にもう一つ天井を張るわけですね。

2重天井にするかドアをつけるかどちらかを選ぶとすれば、やはり出入りが楽なドアがついていた方が良いですよね。

と言う訳で、この作業の後はドアを付けることにしました。