DIYで家の外壁材を取付ける2 窓とドアの選び方と安く買う方法
窓とドアの選び方と安く買うコツ
今回は、窓とドアを選んだ時の事と、購入する時に安く手に入れるために行った事を書いてみたいと思います。
前回までで、外壁の下地となる合板を全て取り付けました。
あとは、残りの開いている空間に窓とドアを取り付ければ、外と完全に区切られた空間を確保できます。
冒頭の写真は、今回の作業で窓を取り付けた時に写したモノです。
風呂場と居間の窓を取り付けたものですが、勝手口のドアと南側の窓がまだついていません。
本宅の窓はペアガラスを選びました
以前、仮住まいのコンテナに窓を取り付けた時は、窓の大きさも決まっていませんでした。 また、窓を取り付けるための空間もありませんでした。
しかし、今回はその2つはもうクリアになっていますので、あとは開いた空間のサイズに合う窓とドアを購入すればよいだけです。というか、窓の大きさを決めてから開口部を作ったんですけどね(笑)。
以前の時と同じように、ホームセンターで購入すれば楽なのですが、本宅の方はペアガラスにして断熱性を高めたいと考えておりましたので、窓を安く買える店を探すことから始めました。
神戸に帰る時に、国道沿いにある建具屋さんがいつも目に入り気になっていたので、まずはここにお願いして見積もりを出してもらうことにしました。
購入した窓とドアの内訳
今回購入しようと考えているのは、引き違い窓3つと勝手口に使うドア1枚です。 具体的に書くと
- 南側窓 半外付け引き違い窓 1235×970ミリ 1組
- 西側窓 半外付け引き違い窓 1235×770ミリ 1組
- 風呂場窓 半外付け引き違い窓 1185×970ミリ 1組
- 勝手口ドア 網戸付きドア 1830×730ミリ 1組
です。サイズは、取り付け開口部の寸法です。
部屋の温度は大半が窓から逃げてしまうらしいので、断熱性を高めるためにちょっとお高いですがペアガラスの窓を使うことにしました。
但し、ペアガラスにすると携帯電話などの電波は弱くなってしまうそうです。
結露を防ぐために、窓枠も樹脂製のモノを検討していたのですが、仕事の取引先の人から樹脂製の窓枠でもやはり結露はするという体験談を聞いたので、それは止めることにしました。
ドアに関しては、締めたままで換気が出来る網戸付きタイプのモノを使用することにしました。
窓の実物を見るためにショールームへ行く
さて、見積もりは電話で依頼することはせず、直接店まで出向いてお願いすることにしました。 なぜなら、施工に関する事を聞きたかったからです。
あと、実際に実物を見てみたいという思惑もあったのですが、残念ながらこちらの方は実現しませんでした。 建具屋さんといっても、やはり実物を置くという事はしないんですね。
実物はショールームで見るしかない様なのですが、私は神戸に帰った時に見に行っていました。
神戸駅の前にHDCという立派なビルがあるのですが、そこに住宅設備に関する様々なメーカーのショールームが入っているのです。
大抵の人は、家の設計士さんや施工業者さんに連れられて見に行っていると思うのですが、私の場合は一人きりでしたので、ちょっと周りからは浮いていましたね(笑)。
ショールームには、ドアの見本はありましたが、窓の見本は全く置いていませんでしたので、残念ながら実物を見ることは出来ませんでした。
窓やドアの値引き率は店によってだいぶ違う
さて、話は戻って建具屋さんで色々と打ち合わせをして施工に関することも聞けたので、あとはどのくらいの値段になるのか返答を待つだけです。
1週間後、出て来た見積もりを見てみると、思っていたよりも高い値段で見積もりが出てきました。 15%しか値引きしてくれなかったのです。
通常、ホームセンターに見積もりを出しても30%ぐらいは値引きしてくれます。
実は、この建具屋さんに行く前にホームセンターにも見積依頼をしてみたのですが、そこの店員さんから 「うちで見積もるよりも、地元の建具屋さんに出した方が安くなるよ」と教えてもらっていました(笑)。
そんなこと言っちゃっていいの?と思いましたが、岡山の人ってこういうざっくばらんというか明けスケな所があるんですよね(笑)。特に女性は。
窓やドアを安く買うためのコツ
それはともかく、思っていたよりもかなり高めで出て来たので、この建具屋さんを使うのは止めました。
値段交渉すれば、もう少しくらいは安くなったかもしれませんが、最初にこれだけ高い見積もりを出してくるという事は、一見さんお断りという事だと思ったのです。
やはり、継続して取引するような所でないと、なかなか安くはしてくれないものですね。
どこかに安く売ってくれる店はないかと探していたところ、仕事がらみでお世話になっている人から、地元の施工業者さんを紹介してもらえる事になりました。
その人が、自分の家のリフォームをした時にお願いした業者さんらしいのですが、とりあえず電話で必要な寸法と数量をお伝えして見積もりを出してもらうことにしました。
あまり期待はしていなかったのですが、3日ほどして見積もりが出てきました。 出て来た見積もりを見ると、なんと45%も値引きしてくれました。 やはり、知り合いのツテを頼ってお願いした方が断然お得ですね(笑)。
見積もりを見て、正式にお願いをしてから1週間ほどで実物が家に届きました。 窓はサイズの違うものが3組あるので、ごちゃ混ぜになってしまわないように、なるべく離して出来たばかりの家の中に置くことにしました。
YKK製品を選んだ理由
次の日から、早速作業に取り掛かりました。まずは、欠品がないかどうかを確認しました。
それぞれ、大きさがちょっと違うので、窓枠などの大きなものは間違えようがないのですが、ねじなどは全て共通ですので、混ざってしまうと分からなくなってしまいます。 なので、特に保管に気を付けるようにしました。
ちなみに、窓もドアもYKKのモノを購入しました。 体験塾で窓の話をしている時に、YKKが良いのではないかという話を聞いたからです。
他のメーカーのモノと比べて、枠がしっかりしているので歪みが少ないらしいです。 窓工事初心者には、より安心して施工できるのではないかと聞いたので、YKKの窓を選ぶ事にしました。
まずはちゃんと収まるかどうかを確認しました
それから窓枠を組み立ててみて、所定の場所に収まるのかどうかを確認しました。
窓枠の組み立ては2度目なので、手慣れたもんです。組み立ては、基本的にネジで止めていくだけです。 完成後、どちらが表と裏になるのかも、すぐに分かるようになりました(笑)。
開口部は、カタログに書いてあった寸法よりも余裕を見て2,3ミリ大きく作ったのですが、いい感じに収まってくれたのでホッとしました。
ドアだけは上の部分が少しだけ当たっていたので、木枠の方をノミで削ってやりました。
さて、次はいよいよ窓とドアを取り付けていきます。