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DIYで家の内装工事6 トイレに壁紙を貼る

DIYでトイレに壁紙を貼る

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壁紙を貼り終えた我が家のトイレ
今回は、トイレに壁紙を貼っていった時のことを書きます。

まだトイレを作った時のことは書いていないのですが、トイレに壁紙を貼ったのは便座を取り付ける前で、天井や窓を取り付けた後でした。

トイレを作った時のことは、いずれまた機会を見て書きたいと思っています。

石膏ボードは当然取り付けた後でしたが、つなぎ目の目地にはファイバーテープを貼っただけで、その上からパテは塗っていませんでした。

この事は、壁紙を貼ってから後悔することになるのですが、まずは壁紙を貼った時のことからです。

壁紙を貼る前の下準備

実際に壁紙を貼る前に、壁紙のつなぎ目が来る位置に鉛筆で線を引いておきました

これは、変な位置に壁紙のつなぎ目が来たり(ドアの端まで2cmだけ足りなかったとか)、壁紙の真ん中に換気扇などの構造物が来ないように、あらかじめ壁紙を貼る位置を確認しておくためです。

どの位置につなぎ目が来るのかを見るために、壁に90cmごとに鉛筆で印を入れておくことにしました。

あと、私は右利きなので、壁紙の右側が切りやすいように左回りに壁紙を貼るようにしました。

段差の部分にどう貼るかで悩む

そうして全体を見てみると、やはり窓の下にある段差をどうするのかに悩みました。

トイレの窓の下には、水道配管を隠すため飾り棚を作るために段差を作っていたのですが、この部分にどう壁紙を貼るのかということです。

上と下で長さが違うために、まとめて一緒に貼ろうとすると段差の分だけつなぎ目の位置がズレてしまいます。

上と切り離して棚が出ている部分だけ貼ろうかとも思ったのですが、角のところで壁紙が切れているのも変だと思ったので、ここはつなぎ目がズレてしまうこと覚悟でまとめて貼ることにしました

それ以外に特に難しいところはありませんでしたね。

壁紙を貼る基準線を引く

さて、壁紙を貼る位置を決めたら、今度は下げ振りを使って最初に壁紙を合わせる線の垂直を見てみます。

ドアの端や壁の端は、垂直になっているとは限らないので、壁紙を貼る際の基準線とはならないのですね。 真っすぐに壁紙を貼るために、正確な垂直を出しておくことにしました

下地材の石膏ボードに墨ツボで垂直に線をひいたら、その線に合わせて壁紙を貼っていきます。 まずは、ロール状に巻いてある壁紙を、天井の高さである235cmで切っていきました。

切断は、裏側からハサミを使って235cmよりも大きめの245cmで切っていきました。

マニュアルを見てみると、本当はもっと余分に切るように書いてあるのですが、もったいないので私は上下合わせて10cmだけ余分にとることにしました。

壁紙の裏には、10cmごとにマス目の入ったフィルムが付いていましたので、この線に沿ってハサミで真っすぐに切断しました。 切断した後でいよいよ壁に貼り付けていきます。

2mの壁紙は持っていくだけで大変

下地材の表面をキレイに拭いてやってから、いよいよ壁紙を貼っていきます。

裏についている糊を保護するための、透明なフィルムを全部外してから脚立に上ろうとしたのですが、2m以上もの壁紙は貼る場所まで持っていく時に当然引きずるようになってしまいます。

そうすると、床のごみが糊についてしまいますので、引きずらないように二つ折りにするような形で端っこを持って脚立まで行こうとしました。

しかし、そうすると今度は裏面の糊同士がくっついてしまって、壁紙がくしゃくしゃになってしまうのです。

何とか貼る場所まで持って行って脚立に上がり、さあ壁に貼ろうと思ったのですが、最初に引いた鉛筆の線に合わせている時に他の部分が壁にくっついてしまいました(笑)。 それを剥がそうとすると、今度は基準線からズレてしまうという悪循環に陥ってしまったのです。

これは何か工夫をしないとうまく貼っていけないですね。

壁紙を貼る時のちょっとしたコツ

考えた末、余計な部分が壁にくっつかないように、上と右端部分の裏のフィルムだけを切り取って残りの部分にはフィルムを付けておくことにしました。

最初に剥がしてしまったフィルムをもう一度裏面に貼り直して、上は30cm程、右側は15cm程糊が出るようにして、後の部分にはフィルムが付いたままにしました。

この状態でもう一度脚立に上ってから上部分を軽く壁に貼り、それから鉛筆の基準線に壁紙の右側を合わせていきました。

マニュアルを見てみると、裏のフィルムは全部剥がすように書いてあるのですが、このやり方の方がイライラせずにスムーズに壁紙を貼れると思います。

上と右側部分の壁紙を石膏ボードに密着させたら、裏に残っているフィルムを全部剥がしてしまいます。

壁紙の端っこを持って引っ張るようにして撫でハケで表面を均しながら、なるべく空気が入らないように残りの部分を貼っていきます。

壁紙に残っている気泡を追い出す

1枚目の壁紙を貼り終えたら、壁紙に残っている小さな気泡を追い出すように表面を雑巾で拭いていきました

最初は、ここでも撫でハケを使っていたのですが、濡れ(湿った)雑巾で表面を強く拭いていく方が効率がいいです。

すべての気泡を追い出せたら、壁紙の天井部分と床部分をカッターで切っていきました。 この作業は、壁紙用の定規をあててカッターで切っていきます。

これで1枚目の壁紙を貼り終えましたので、今度は2枚目の壁紙です。

2枚目以降の壁紙を貼っていくときの注意

2枚目の壁紙も、脚立まで持って行くところまでは同じです。 今度は、1枚目の壁紙に5cm程かぶさるようにして貼っていきます

レンガ柄など、壁紙も模様を合わせなければいけない時は、この時に注意が必要です。 壁紙には、模様を合わせるための印が付いているので、この印に合うように貼っていかなければなりません

この作業が面倒だったので、私はどこで貼っても模様が合う木目柄を選びました(笑)。

いや、本当はそういう壁紙も印に合わせなければいけないらしく、私の買った壁紙にもちゃんと印はついていたんですけどね。 木目柄は、印に合わせずに貼ってもほとんど違和感はないです。

壁紙には右と左もあるようで、私の買った壁紙には、左右がちゃんとわかるように両端には色の違うテープが貼ってありました。 このおかげで、左右を間違うことはありませんでした。

このテープの本来の目的は他にもありまして、それが次の作業の時にやりやすいように透明のフィルムとは分けてあるのです。

それを次に書いてみたいと思います。