森の中楽給幸足生活

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DIYで家の内装工事8 壁紙貼り仕上げ

トイレと洗面所の壁紙貼り

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壁紙に浮き出たテープのあと
今回は、トイレに壁紙を貼った後の作業の話です。

前回までで、トイレの壁の全面に壁紙を貼り終えましたが、その後で細かい作業を色々と行いました。

その時の話と、あとはトイレの壁紙を貼り終えてから分かった失敗の話です。

上の写真が、その失敗してしまったところです。

Photoshopでちょっとだけ加工して見やすくしてありますが、実物を目で見た時もこんな感じです(笑)。

壁紙越しに透けて見えたものとは?

以前、石膏ボードのつなぎ目にファイバーテープを貼った後、パテ埋めをせずに後悔したという話を書いたことがありますが、この失敗はトイレの壁紙を貼り終えてから気が付きました。

セルフビルドの本に、石膏ボードに壁紙を貼る場合はファイバーテープを貼らずに、Ⅴ字目地にパテを埋めるだけで処理するのが一般的と書かれていました。

ですので、最初はその通りにするつもりだったのですが、ファイバーテープがあまりにも薄かったため、これなら貼り付けてからパテ埋めしなくても大丈夫だろうと考えてしまったのです。

もし、このテープが壁紙越しに透けて見えたとしても、アイドルの水着写真ぐらいの透け方だろうとたかを括っていたのですが、いざ貼り終えて糊が乾いてから見てみるとビックリ。

アイドルどころか、AV女優の下着写真ぐらいバッチリ形が見えているのです(笑)。 えっ、こんなにはっきり浮き出て見えるものなの・・・と思いましたがもう手遅れです。

失敗を教訓に洗面所をやってみたものの・・・

洗面所の壁紙のつなぎ目

もっと厚手の壁紙で、色も白か濃い色合いのモノならここまで透けなかったと思います。

決して安い壁紙を使ったワケではなかったのですが、木目調の薄い色合いだったのでここまで透けて見えるようになってしまいました。

この反省を生かし、次に貼る洗面所の壁紙はファイバーテープを貼るのをやめて、通常通りのⅤ字目地のパテ埋めだけにしてみました。 さらに、濃い目の色の壁紙を使って目立たないように工夫してみました。

しかし、やはりつなぎ目が浮き出てしまいました(笑)。 上の写真で、黄色い枠で囲んであるのがその部分です。

パテ埋めの技量が未熟だったこともあると思いますが、結論としては、壁紙を貼る場合でもファイバーテープを貼ってからパテ埋めしてキレイに均した方が良いと思います。

シーリング作業には専用の糊を使用

細かい作業としては、ドアと窓周りのシーリング作業が残っていました。 シーリングにはいつもシリコンを使っていたのですが、今回はジョイントコークという壁紙専用の接着剤を使用することにしました。

ドア周辺には飾り板を取り付けて、この部分の壁紙は隠すつもりでいたのですが、思っていたよりもキレイに貼れたのでそのまま利用してしまう事にしました。

壁紙同士のつなぎ目にマスキングテープを貼り、ジョイントコークで目地埋めしてやってからすぐに剥がしてしまいます。 この辺りは、外壁材のシーリング作業をした時と同じです。

ジョイントコークが乾くのを待つ間、換気扇などを取り付けてやりました。

あとは、床材を張り付けてから便座を取り付けてやればトイレの作業は終わりです。 この作業をした時の話は、また機会を見て詳しく書いてみたいと思います。

ファイバーテープを貼らずに壁紙を貼った結果

トイレの壁紙と合わせて、洗面所の壁紙も買っていましたので、トイレが終わってからすぐに洗面所の壁紙貼りに取り掛かりました。

ファイバーテープを貼っていましたので、とりあえずこれを全部剥がしてしまう事にしました。

石膏ボード用のパテを溶き直してへこんでいる部分に塗ってやり、なるべく段差が目立たないようにしようとしましたが、結果は前に書いた通りです。 壁紙を貼り終えた後みてみると、やはりつなぎ目部分が目立ってしまいました

使用する壁紙が少なくなるように貼る位置を決める

壁紙の貼り方1

      写真1

洗面所部分はトイレよりも広く、幅135cm奥行きが270cmで3畳ちょっとあります。

なので、使う壁紙も多くなったのですが、作業スペースが広かったのでトイレよりも楽に作業出来ました。

ここも、あらかじめ鉛筆で線を引いて壁紙を貼る位置を決めてから、左回りに貼っていきました

洗面所には、コンテナ部分にある台所への出入り口のほか、トイレと風呂場のドア、そして勝手口の計4か所の開口部が設けてありました。

ですので、この部分には当然壁紙は貼りません。なるべく使う壁紙が少なくて済むように、貼る位置を決めていきました。

壁紙の貼り方2

       写真2

例えば、壁紙を貼る位置が写真1の様だと使わない部分が大きくできてしまいますが、写真2の様に貼れば少なくて済むワケです。

半透明の部分が、壁紙を貼る必要のない部分です。 写真2のように貼ってなるべく使用する壁紙が少なくなるようにしました。

ちなみに、この写真は風呂場の開口部を風呂場側から洗面所方向に向かって写したものです。

貼る位置が決まったら、トイレの時と同じように最初の1枚目の貼り付けラインを下げ振りを使って垂直を出して線を引いていきました。 上から下まで線を引いたわけではなく、貼る位置が分かるように所々にだけです。

開口部の角が裂けないように一工夫

あとの手順はトイレの時と同じです。違っていたのは、開口部の角をうまく処理する事でした。 開口部がある部分に壁紙をそのまま貼ろうとすると、角の所が壁紙自体の重みで裂けてきてしまうんです。

これを避けるために、上の写真2のやり方で壁紙を貼りました。 あらかじめ寸法を取ってから床の上で開口部分の壁紙を切り取ってしまって、それを貼るようにしたら裂けずにキレイに貼れるようになりました

洗面所に使用した壁紙は、全部で8枚です。 つまり、天井までの高さ2m35cm×8枚で18m80cm、これに余白が10cmづつくらいあるので20mの壁紙を使用しました。

もっとも、トイレの時と違ってドアの上部分は小さな壁紙で済んでいるので、実際に使用した壁紙はトイレの時とそれほど変わりませんでした。

壁紙を貼ってから、天井と床の両方の接合部分に飾りブチを取り付けていきました。 天井部分には、ホームセンターで買ってきたものに色を付けて取り付け、床部分には同じくホームセンターで買ってきた木目調のモノを取り付けてやりました。