森の中楽給幸足生活

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DIYで家の内装工事7 2枚目以降の壁紙貼り

壁紙のつなぎ目の処理方法について

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裏側から見た我が家のトイレ
さて、今回もトイレに壁紙を貼った時の話です。

1枚目を貼り終えたので、2枚目以降を貼っていきました。

私の買った壁紙には、左右で色の違うテープが貼ってあり、左右を間違えないようにする以外にも目的がありました。

まずは、その目的から書いていきたいと思います。

壁紙同士のつなぎ目を合わせる

2枚目の壁紙は、1枚目に5cm程重ねて貼っていきました。 1枚目と同じ要領で石膏ボードに貼り付けたら、天井と床部分の余った部分を定規とカッターで切り取っていきます。

さて、ここから重ねた部分をカッターで切っていき、切り取った部分を合わせてやる作業に移ります。 1枚目と2枚目の切り取った部分を捨てたら、残った部分を合わせていくのですね~。

壁紙を貼る際に、もっとも重要で難しい作業がこのつなぎ目を合わせる作業だと私は考えています。 ここをきれいに切ってやらないと、つなぎ目部分に隙間が出来てしまうので、見栄えが悪くなってしまうんですよね。

もっとも、白い壁紙であれば多少隙間が出来ても後でパテ埋めしてやればきれいに仕上がるのですが、今回私が使ったような色付きの木目柄だと失敗を回復することが面倒になってきます。 なぜなら、壁紙の色に合うパテがないからです。木目の様に模様がついていればなおさらですね。

壁紙のつなぎ目をカッターで切る時のコツ

このつなぎ目を合わせる作業をする時に、左右の色違いのテープが役に立ってくれます。 カッターで切れ目を入れた後でこのテープをはがしていくのですが、これがないと1枚目の壁紙の左端が糊でベタベタになってしまうのです。

まあ、糊は雑巾で拭き取ればいいだけなのですが、その前に下の壁紙と服やら道具やらに糊がついてしまうと思うので、やはりこのテープがついていた方が便利だと感じました。

つなぎ目を合わせる時に難しいと思うのは、2枚の重なった壁紙をカッターでまっすぐに切る作業です。 セルフビルドの本には、2枚の壁紙だけを切るような感じで、なるべく下地材である石膏ボードは切らないようにと書かれています。

しかし、慣れてくれば別かもしれませんが、最初の頃はそんな器用なことは出来ません。

むしろ、2枚の壁紙だけを切るようにカッターを入れていくと、下部分の壁紙を切り損ねてしまってかえって失敗してしまうので、慣れないうちは石膏ボードが切れても仕方がないぐらいのつもりで、多少強めにカッターを入れていった方が良いと思います。

つなぎ目をまっすぐに切るために用意した定規

さて、このカッターを入れていく作業ですが、最初はマニュアル通りに定規を使ってやろうとしていました。 しかし、切断する壁紙の長さは2m以上ありますので、慣れていないうちは当然まっすぐには切れません。 というか、下手をするとジグザグになってしまうのです。

そこで、私は長めの定規を用意することにしました。 いつもならワンバイ材を使用するのですが、なるべく長い定規を使いたかったので、今回はコンテナ内部の角を補強するために使われていた鋼材を使用することにしました。

この鋼材はアルミ製で、L字形になっているので持ちやすかったのです。 長さは2mちょっとありましたので、ちょっとズラしてやるだけで天井から床まで届く長さです。

最初は壁に密着させてやるのがちょっと難しかったのですが、慣れてくると上から下までしっかりとカッターを入れられるようになったので重宝しました

このつなぎ目をカッターで切る作業の時は、この後も私はずっとこの鋼材を使い続けておりました。慣れたので今はもう使ってないですけどね。

失敗した壁紙のつなぎ目を目立たなくする方法

さて、1枚目と2枚目をカッターで切断し、裏についているテープも全部はがしたら、壁紙を石膏ボードに密着させていきます。

つなぎ目の上にローラーを転がして密着させていきました。 きれいに切断できていれば問題なくつなぎ目が合ってくれるのですが、途中で失敗したところはちょっと厄介でしたね。

この時も一番下を切り損ねてしまったので、きれいに合うように見せかけるのが大変でした。 1ミリほどですが隙間が空いてしまったので、この部分をどうするかで悩みました。

考えた末、隙間が空いた部分の上からもう1枚壁紙の端材を貼り付けてカッターで切断し、下の隙間が空いた部分の壁紙を取ってから新しい壁紙を貼ることにしました

近くで見ると違和感があったのですが、遠目で見ればほとんど目立たなくなってはいました。

棚のある部分の壁紙の貼り方

さて、今度は3枚目の壁紙ですが、ここはちょっと厄介です。 ドアの反対側の窓のある壁部分になるのですが、ここは前回書いたように棚用の段差があるのです。

最初の部分はこれまでと同じ様に貼り、棚のある下部分を壁に全て貼り付けてから、棚の部分の高さでカッターで横に切っていきました。

それから上部分を、石膏ボードに張り付けていきました。 あとは4枚目を同じ手順で貼り付けていくわけですが、棚の段差分上と下とでつなぎ目が合わなくなってしまいます。

この部分は、上と下とで別々に壁紙を貼ってやりました。 上部分をこれまで通りに貼ってから、下部分の棚に壁紙を貼りました。 この時、上と下で段差の長さ分合わなくなっていますが、短い方の上部分に合わせて左端を切ってやりました。

あとは上下のつなぎ目の処理ですが、両方ともこの部分は少し大きめに切ってやってから、左右の端と同じようにしてつなぎ目を合わせました。

今となっては、こんな複雑なやり方をするよりも下の棚部分だけ1枚の壁紙を貼り、角部分のつなぎ目はパテでシーリングしてやったほうが簡単できれいに仕上がったのではと思います。

とりあえずトイレの壁紙貼り完了です

5枚目は、構造物もないので通常通りに貼りつけていきました。 6枚目は、ドア部分の処理があったため少し手間取りました。

ドアの部分は切り欠きが大きかったので、寸法を測ってから床の上であらかじめ切り取っておき、それから石膏ボードに張り付けていきました。

1枚目と6枚目の壁紙のつなぎ目を合わせたら、とりあえずトイレのすべての面の壁紙の貼りつけは終了です。

しかし、まだこれで終わったわけではありません。細かな作業がまだ残っているのです。

次回は、そのことを書いてみたいと思います。