続・屋根裏部屋を造る8
屋根裏部屋に壁紙を貼る
壁紙についている柄合わせのマークを目印にして柄を合わせていきました。
手前側の壁紙をめくってズレてないかを確認し、位置を決めたら壁紙をなでハケを使って貼っていきます。
壁にすべて貼り付けたら、今度は固く絞った雑巾で拭いていきます。
この時に、気泡を全て追い出しながら密着させていきます。
それから、今度は余ってハミ出た部分の境目に竹ヘラを入れ、それを使って折り目をつけていきました。
壁紙のパンクを防ぐ
不要な部分をカッターで切り落としたなら、今度は2枚の壁紙の重なった部分にカッターを入れて切っていきました。
壁紙用の定規を使い、力を加減しながら一気に切っていきます。
いらない部分をすべて取り除いた後で壁紙同士を合わせたら、切った部分をローラーで何回も擦って合わせ目を目立たなくしていきます。
この時、私は合わせ目部分の壁紙の裏にジョイントコークを塗っています。
なぜなら、パンクと呼ばれる現象を防ぐためです。
パンクを防ぐための一工夫
壁紙を貼ってからしばらくすると、この合わせ目が離れてきて裂け目が出来ることがあります。
これをパンクと呼ぶらしいのですが、これを避けるためにジョイントコークでより強力に接着してやってます。
壁紙をカッターで切るときに、力を入れすぎるとなりやすいらしいです。
でも、あまり弱い力で切ると、今度は下の壁紙が切れなくて何度もカッターを入れなければならなくなるんですよね。
そうなると合わせ目がボロボロになってかなり見苦しいので、2枚の壁紙だけを切るように努力しなければならないのですが・・・
ハッキリ言います。そんなこと素人には無理です(笑)。
なので、私はちょっと強めに力を入れて切り落とした後、ジョイントコークを塗ってパンクを防ぐようにしているわけです。
難しかった空に雲柄の壁紙合わせ
この一連の作業を繰り返して、部屋の壁と天井に壁紙を貼っていきました。
壁に構造物がなければ割と簡単なのですが、今回は壁から本箱が突き出ています。
その部分もうまく切り取りつつ、さらに壁紙の柄を合わせなければならないので、今回は結構難しい作業となってしまいました。
案の定、最後の方はちょっと柄がズレてしまい、どうしても合わせる事が出来ませんでした。
無理に合わせようとするとシワが出来てしまうんです。
余計に見苦しくなってしまうので、途中であきらめました(笑)。
同様に隣の部屋にも壁紙を貼っていく
さて、多少不細工にはなってしまいましたが、何とか寝室の壁紙を貼り終える事が出来ました。
今度は隣のパソコン部屋の方です。
こちらにはレンガ調の壁紙と、竹で編んだような柄の壁紙を天井に貼っていきました。
作業手順はこれまで書いたことと同じです。
違うのは柄のデザインぐらいですね。
柄合わせはこちらのレンガ調の方が楽でした。
ただ、重ねしろをどれくらいにするのかが全く書いていなかったので、所々レンガの縦の筋が2重になってしまう所が出来てしまいました。
隣の部屋の雲の模様に比べれば目立たないですが、やはり柄合わせは思っていた以上に難しいです。