本棚をDIYする 2
新しい本棚の作成
さて、古い本棚の修繕が終わったところで、今度は新しい本棚の作成に取り掛かりました。
今から考えれば、カラーボックスを2つ買ってきてくっつけた方が安上がりで良かった気もします。
でも、本棚を作ろうと思いたったのは、そもそも近所のコメリで棚板(白)が安かったからなんですよね~。
180cmの30cm幅のモノが半額で売っていたので、これを使えば安く上がるな~と思ったのがきっかけでした。
それに加えて、本棚に入りきらずに床に平積みになっていた本が二山ほどできていたので本棚を作成する気になったわけです。
60cmほどスペースに余裕があったので、この幅で本棚を作ることにしました。
買ってきた棚板は、先ほどの半額のモノを1枚。これを縦板にします。
本棚を作るにはもう一つ縦板がいるのですが、ここの部分は古い本棚を利用することにしました。
棚板にはどんな種類の木材を使うか悩む
問題は横板の方ですね。本来であれば16ミリの厚みはある板の方がいいのですが、この厚みの棚板となると化粧合板かパイン集成材になります。
ですが、60×30cmのモノになると、1枚当たりの値段は軽く千円は超えてしまいます。そもそも、このサイズの白い板はあんまり売ってないし。
本を入れる部分の棚板は全部で6枚にしようと思っていたので、これを使うと棚板だけでも6千円を超えてしまうことになります。
面倒くさいけど、やっぱり合板かワンバイ材を使おうかなと考えていたところ、近くに桐の集成材がありました。
これならば半分の550円で済みますし、見ればそりに強いと書いていたのでこれを使うことにしました。
本の棚板に桐の集成材ってどうなの?
しかし、後になって調べてみると、桐の集成材はそりには強いけれども強度があんまりないみたいなんですよね~。
しかも、厚みは13ミリ。これで大丈夫だろうかと不安になりましたが、もう開封して加工してしまった後。
「先に調べてから買えや自分!」と思いましたが、もう後の祭り(笑)。
でも、5ミリのベニヤ板を本棚に使用していたこともあるんですよね、わたくし。
40×20cmと一回り小さいのですが、高さ20cmの本をぎっしり詰め込んでもそりはしても割れることはありませんでした。
なので、桐の集成材でも大丈夫じゃないかな・・・ 多分(笑)。
もう片方の縦板をどうするか?
さて、縦板のもう片方には古い本棚を利用するつもりだったのですが、その古い本棚の縦板は、4cm幅(厚み1cm)の角材2本に薄いプリントベニヤ板で挟み込んだだけのものでした。
まぁ、安物のカラーボックスなので仕方がないのですが、今回横板の固定にはダボと呼ばれる留め具を使用するつもりでした。
このダボ用の穴をあけないといかんのですが、薄いベニヤ部分ではダボが固定できませんので、角材を使用している部分に穴をあけるしかありません。
しかし、角材の幅は4cmしかないので、この部分に穴をあけるとなるとダボがだいぶ前に出てしまう。
まぁ、気にしなければいいだけの話なのですが、そもそもこんな安物の板で本の重量を支えられるのだろうか?という単純な思いがあったので、ここは野地板2枚で補強してやることにしました。そのほうが作るのも楽ですしね。
ダボ用の穴あけと本棚の外枠づくり
というわけで、余っていた野地板2枚を利用することに。
まずは、化粧合板と野地板の間に桐の集成材を、天と地部分にねじで固定して箱を作ることから組み立て開始。
下の地の部分には、4×3cmの角材でちょっと底上げ&補強。上の天部分はそのままねじ8本(4×野地板2枚分)で固定しました。
桐の集成材はねじが効きにくいらしいのですが、一応ちゃんと留まってくれましたね。留まらなければこの部分も角材とボンドで補強しようと思ってたのですが。
固定する前に、化粧合板と野地板には先にダボを入れるための穴をあけておきました。使用したのは、5ミリのドリル。5mmのダボに5ミリの穴ではキツいはずなのですが、ハメてみるとなぜかちょっと緩いんですよネいつも。
穴の位置はちょっと悩みましたが、結局一番下だけ30cm幅にして、後は24cm幅3ケ所と20cm幅2カ所にしました。
正確さが要求されるところですので、墨付けと穴あけは慎重にやりました。今回、一番時間がかかったのはこの作業かも。