本棚をDIYする 3
端材を使用して作った本棚完成
今回も本棚を作った時の話です。
ダボの穴あけまでできたので、後は棚板を乗せていくだけなのですが、やはりこの大きさで箱を作るとどうしても歪んできますね。
このままではちょっとした衝撃で壊れてしまうかも。
ということで、背板をつけて補強することにしました。
背板を取り付ける
本来ならばトリマーで溝を切ってやり、そこにベニヤ板をはめ込めばきれいに仕上がるのですが、その分材料費も手間もかかるので、今回も端材を使って作ることにしました。
使用したのは、古い本棚に使用したのと同じ、昔棟梁からもらったプレハブ小屋の内装に使われていた厚み4ミリのベニヤ板です。
180cm×60cmの大きさのものがもうなかったので、今回は一部分のみ、各棚ごとに取り付けていくことにしました。
ちなみに、真ん中部分だけは胴縁を使用しております。ホント、つぎはぎだらけって感じですね。
見た目は悪いかもしれませんが、本が入ってしまえば同じこと。
気に入らなければまた作り直せばいいし。
背板に100均のリメイクシートを貼る
とはいったものの、この背板を取り付ける作業にも、思ったよりも時間がかかったりして(笑)。
本が入れば隠れてしまうとはいえ、ベニヤ板の下地がむき出しのままではちょっと芸がないと感じ、これまた100円ショップで買ってきたリメイクシートを張り付けることにしました。
縦板と同じ白いやつです。無地のモノが良かったのですが、あいにくストライプが入ったものしかありませんでした。
糊が付いているとはいえ、そのままではキレイに張り付いてくれないので、ここもでんぷんのりとボンドを混ぜ合わせたものをベニヤ板に塗っておきました。
その上からリメイクシートを張り付けたあと、重しを乗せて一晩放置。
しかし、ここまでやっても、キレイにピッタリとはくっついてくれませんでした。
まぁいいや(笑)。
本棚完成 ついでに古い本も処分
出来上がった背板を、本が後ろに落っこちない位置にねじ止め。
この状態で家の中に運び込んでから、野地板の部分(縦板)を古い本棚にねじ止め。
これでかなり強度は上がったはず。
あとは、ダボの位置に穴開け加工した桐の集成材をのせていきました。
これで本棚は完成です。
本当は桐の部分も白で塗装してやれば見栄えが良いのですが、もう面倒くさいのでこれで終わり。
あとは、出来上がった本棚に本を入れ直していきました。
幅が60cmもあるので、床に平積みしていた本も余裕で入りますね。
それでも、これをきっかけにもう読まなくなった古い本は処分することにしました。
出た量は紙袋一つ分。
古本屋で売ったりはせず、そのまま近所の紙集積場にポイ。
売ったところでクソみたいな値段しかつかないですしね(笑)。