ステレオ台を作る1
ステレオを置く台をDIYする
本棚が完成したので、次はステレオ台を作ることにしました。
これまではパソコン机にステレオを置いて聞いていたのですが、パソコンを自宅ではほとんど使わなくなってきたので、今はステレオの他には書類を置くくらいなんですよね。
元々、デスクトップのパソコンを置くために20年前に購入したものなので、造りが結構ゴツくって大きいので、仮設住居の方に移動してしまうことにしました。
しかし、このままではステレオを置く所がないので、端材を使ってまた作ることにしました。
今回はその話です。
使えそうな端材を探す
本棚は一部に端材を使用しましたが、大部分は買ってきたものを使用したので、当初予定していたよりは高くついてしまいました。
しかし、今回はいらなくなったらすぐに分解できるように、簡単に作るつもりです。
とりあえず、納屋をのぞいて使えそうな端材を探すことに。
う~ん、意外に使えそうな角材が見当たりませんねぇ。
45角×2mの角材が何本かはあるのですが、これで作ったらかなりゴツいものが出来てしまいそう。
3×4cm×6尺くらいのものでいいんですが、1本しかありませんでした。
他に使えそうなのは3.5cm角のものくらいですね。でも、これは長さが1m弱のモノが1本しかありません。
さて、どうしよう?
組み立て前に簡単な設計図を描く
結局、この3×4cmの角材と3.5cmの角材を使用することにしました。
まずは、簡単な設計図を書いてみることにします。
組み立て前のシミュレーションってとこですね。
幅は以前使っていたパソコン台の幅が90cmだったので、これに合わせて3尺(約91cm)にしました。
もう使わなくなって捨てようと思っていたプラスチック製の物入れがあったので、大きさもちょうどよかったのもあり、これを台の片側に使用することで使用する材を減らすことに。
プラスチック製の台の大きさは、幅20×奥行き45×高さ88cmです。
それでも、横材に使う材料が1本足りないので、これは買ってくることにしました。
棚板は天板も含めて3段としました。
ということは、3枚の棚板が必要ということ。
本棚では桐の集成材を買ってきましたが、今回はこの部分も余っている材料を使うことにしました。
構造用のサブロク板の余りがあったので、今回はこれを使用。
木材価格の高騰にビックリ!
さて、早速津山のカインズで購入しようとしたのですが、ちょっと前まで198円で売っていた材がなんと378円に値上がりしてました。ナニ~
見れば構造用合板も1080円だったものが1580円に、ツーバイ材に至ってはナント698円!
10年前、最も頻繁に購入していた頃は安いときには198円で売ってたのに、今やその3倍以上です。
知らない間に、こんなに値段が高騰していたんですね。
安いときに家を建てられてよかった(笑)。
ステレオ台の骨組みを作る
次の日から、早速組み立てに入りました。
まずは、プラスチック製の台に幅を合わせて切った胴縁を上下に2本ねじで固定しました。
この台と同じ大きさの枠組みを3×4cmの角材で組み立てます。
この2つを3×4cmの材でつなぎます。
上に2本、下に2本ですね。長さは71cmになりました。
設計図を見ながら、3×4cmの向きに注意しながらねじで固定していきます。
これで骨組みが完成しました。
今回は塗装に苦労する
この上に天板をのせて固定し、同じように下の部分にもこの部分の大きさに合わせて丸鋸で切った合板を取り付け。
真ん中の部分は、この段階で胴縁を取り付けていきました。
その上に棚板をのせてねじで固定。
あとは、色を塗れば完成です。
しかし、今回はこの色塗りに一番時間がかかりました。
苦労したのはプラスチック製の台の塗装です。
今回は木材専用の塗料ではなく、鉄やコンクリートも塗れる一般的な塗料を使ったのですが、刷毛で塗ると筆ムラが出来てしまいどうにも思ったように塗れなかったのです。
おまけに、乾いてからでも何かが当たるとそこだけ剥げてきたりして。
結局、3回も塗り直す羽目になってしまいました。
もっと簡単に作るつもりでしたが、思ったよりも丁寧に作ってしまいました。
これじゃ~いつもと変わらないやんけ(笑)。