森の中楽給幸足生活

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田舎暮らしの良いトコ・悪いトコ5 虫編3

田舎に潜むイやな虫の話

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家の周辺でもよく見かけるスズメバチ
今回も、虫に関するエピソードを書きます。

過去を色々と思い出してみると、やはり虫のせいで嫌な思いや恐怖を感じたことが多いです。

私が田舎暮らしで一番嫌な思いをした事は何かと聞かれたら、迷わず虫に関する事だと即答します(笑)。

まあ、虫なんてどこにでもいる身近な存在ですが、山や森の中はやはり数も種類も多いですね。

スズメバチに尻もちをつかされる

ムカデや毛虫など、毒のある虫は多いですが、一番嫌なのはハチ・・・ 特にスズメバチですね。

幸いなことに、私はスズメバチに刺されたことは一度もないのですが、何度も刺されている棟梁に言わせると(笑)痛いなんてものではないらしいです。 刺された瞬間に、痛いのを通り越して燃えるような感覚を伴うらしいです。

私は刺されたことはないのですが、尻もちをつかされたことは何度もあります

本宅の基礎工事をしていた時でしたが、基礎の水平を出そうと水糸に集中していた時でした。 いきなり耳元でブーンというデカい音がしました。

ビックリしすぎて尻もちをついてしまったのですが、見ればすぐそばをスズメバチが飛び去っていくのが見えました。 それも普通のスズメバチではなく、オオスズメバチというヤツです。

とろける鉄工所」(野村宗弘著/講談社というマンガの1巻11話にも書いてある通り、なぜか耳元のすぐ近くを飛ぶことが多いです。

身動きが取れない所でスズメバチに遭遇

コレ以外にも、近所の山の中を散歩中に耳元をかすめて飛ばれたことも1度や2度ではありません。 その度に、尻もちをつきそうになっております(笑)。

そういえば、本宅のコンテナ下をキレイにしていた時にも、スズメバチに刺されそうになったことがありました。

コンテナ下の桁部分が錆ていたので、下に潜り込んで錆落としをしていた時の事です。 ワイヤーブラシ付きのサンダーで錆落としをしていたのですが、機械を止めた瞬間にスズメバチが目の前にとまりました。

なんでこんなところにと思ったのですが、コンテナ下は40cm程しか隙間がないために身動きが取れません。 こういう時はじっとして動かない方が良いと聞いておりましたのでその通りにしていたのですが、しばらくすると私の顔めがけて飛んできました。

とっさに頭をずらして避けたのですが、目の前にスズメバチが来た時には刺される!と思いました。 しばらくドキドキしていたのですが、飛び去った後でその行動を思い返してみると、もしかしたら私をからかいに来たのではないかと思えてきました。

ハチに刺されるのも4回目

畑の近くに、雨に濡れないようにブルーシートをかけて置いてある芝の集積所があるのですが、この近くの草取りをしているとどこからともなくハチが現れて私の周りを飛び始めました。

スズメバチならばすぐに逃げるのですが、小さなハチだったので気に留めずに作業を続けておりました山に住んでいると、こういうことはよくある事だからです。

しかし、そのハチは草取りをしている私の左手にとまったかと思うと、ブスッと一刺ししてから飛び去っていきました。 痛みはそれほどではなかったものの、また腫れてくるのではないかと思い、すぐに家の中に入って毒抜きをしてから薬を塗っておきました。

案の定、段々腫れてきて3日も経つと肘のあたりまで腫れるようになりました。 私が医者嫌いなのは以前にも書きましたが、さすがにこの時は皮膚科に行き、塗り薬を塗ってもらってから飲み薬をもらってきました。 1週間ほどで腫れは引きましたが、ハチ刺されもあまり甘く見ない方が良いみたいです。

それはともかく、応急処置をした後で芝の集積所をよく調べてみたところ、その中からハチが出入りしているようです。 ブルーシートをめくってみると、いつの間にやら蜂が巣を作っておりました。 巣の周辺だったので、攻撃的になっていたようですね。

もちろん、この巣はすぐに殺虫剤をぶっかけて根絶やしにしてやりました。 雉も鳴かずば撃たれまい・・・ですのにね。

虫ではないがヘビもたまに出ます

ヘビやトカゲは虫ではないですが、昔は人・獣・鳥・魚以外の生き物は全て虫と呼んでいたようで、蛇や蛙という漢字に虫辺が付いているのはその名残なんだそうです。

それはさておき、蛇が苦手という人も多いのではないでしょうか。 もちろん、わが家にも出ます。といっても、たまにですが。

私は蛇は全く平気で、うちに出る蛇も素手で捕まえることもありました。 平気というよりも、むしろ好きな部類に入りますね。 トカゲなんかは、見つけるとしゃがみこんでじっと見ていたりします(笑)。

ヘビは最初の頃は、ヘビを見つけた隣の奥さんの悲鳴がうるさいので(笑)、見つけるたびに殺していたのですが、別に悪さをするわけでもないのですぐに逃がすようになりました。 今では、ヘビを見かけてもマムシ以外は放っておいています。

よく見かけるのはなんといっても青大将で、次が上の写真の種類がよく分からないヘビ、その次がシマヘビで、カラスヘビ、最後にマムシの順です。 山の中ですのに、どういうわけかマムシはほとんど見かけません。

ヘビは意外な場所に潜んでいる

正体不明のヘビ

ヘビは草むらや家の影などいかにもいそうな所よりも、道を横切っている姿を良く見かけます。 意外な場所に潜んでいたりするので、そのたびにビックリさせられています。

一番意外だったのが、簡易トイレ前に階段代わりに敷いていたブロックの下にいた時でした。 整地をしようとしてブロックを持ち上げたところ、わずか数ミリもないような隙間に蛇がとぐろを巻いておりました

えっ、こんな狭い所に入れるのかと驚きましたが、蛇の方はもっと驚いたようで慌てて逃げようとしました。 シマヘビやカラスヘビはこういう時にあっという間に逃げるのですが、青大将なんかは機敏に動けない様で割とあっさり捕まえられます。

この時いたのは上の写真のやつで、色々と調べても名前が分からなかったのですが、かなりどんくさい蛇です。 この時もあっという間に捕まえましたが、頭がトイレの壁の隙間に入ってしまいました。 (写真のヘビは、頭を潰してしまったので写っていません)

こういう時、ヘビは必死でどこかに噛みついているようで、かなり強く引っ張ってもなかなか取れないんですよね。 千切れてしまうのもかわいそうだし、何よりも引っ張って離れた瞬間に噛みつかれるのが嫌だったので、そのまま逃がすことにしました。

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