魅惑の屋根裏部屋6
石膏ボードの加工と野ウサギ
石膏ボードを加工する時は周りが粉だらけになりますので、基本的には屋外で作業するようにしています。
今回も、まずは外で三六サイズの石膏ボードを切り出してから、細かい所を中で修正するようにしていました。
そして、隣の壁面の石膏ボードを加工しようと外に出た時、作業スペースの前あたりに見慣れない茶色いものが落ちていました。
はて? さっき出た時には確か何もなかったよな?
そう思ってじっと見つめていたのですが、裸眼の視力が0.3の能力しかない私の目ではよく分かりません(笑)。
茶色いものの正体
しばらくじっと見つめていたのですが、よく見てみるとどうやら目らしきものが付いています。
カエルか? と思いましたが、それにしてはちょっと大きいようです。
ちょっとづつ近づいてみてさらによく見てみると、なんだかモフモフとした毛で覆われているようです。
その毛を認識した瞬間に、そいつはぴょんと飛び跳ねました。
正体は野ウサギでした。久しぶりで見ましたね。
この野ウサギ、我が家が気に入ったのか巣でも近くにあるのか、これ以降よく見かけるようになりました。
でも、カメラを持っているときには不思議と出てこないんですよね(笑)。
冒頭の写真は、この数日後に撮ったものです。
野ウサギはほっといて作業
屋外の作業スペース近くだったので、野ウサギの方へ向かって歩いていきます。
人間を見ると大体はすぐに逃げるのですが、こいつはしばらくこちらの様子をうかがっていました。
野ウサギは置いておいて、早速石膏ボードの切り出しに入ります。
あらかじめ測っておいた寸法通りにカッターで切り出していきました。
本箱が入る穴の部分がやはり厄介ですね。
石膏ボードの穴の切断は一工夫
端っこと違って真ん中部分は、カッター以外にものこぎりを併用します。
ノコギリを入れる穴は12ミリのドリルを使って開け、そこからのこぎりを入れていきました。
最初は穴の周囲3方をノコギリで切ってから、残る1方をカッターで切っていたのですが、こうすると切断面がギザギザになってしまいます。
ですので、今回は短い2方をノコギリで切り、その後長い方の中間部分をノコギリで切ることにしました。
長い方の2辺は、カッターで切ることできれいに切断する事が出来ます。
石膏ボードは優れた建材だとは思うけど
あらかた切り出したところで家の中へと運び込みます。
やはり、そこらじゅう石膏の粉だらけになりましたね。
これがあるから石膏ボードは嫌いなんだよな~。
この時にはもう野ウサギはどこにもいませんでした。
今回切り出した石膏ボードも、穴の部分は4cm程しかないので、割らないように慎重に運び入れます。
屋根裏部屋内で石膏ボードの微調整
運び入れてからまた微調整です。
しかし、屋根裏部屋は狭いので、衝撃を当てないように壁にはめてみるだけでも一苦労でした。
今回もやはり母屋の部分が当たっていました。
この部分を削りながら調整していきます。
今回は、3回の微調整でうまくはまってくれました。
しかし、壁に取り付けてみるとやはりちょっと削りすぎているんですよね~。
それもちょうど削った分だけ。なんでスンナリはまらないんだろ?